全米が驚愕!!長期投資を実践した人の話(実話)
#104
こんにちは、チャーリーです!
2014年6月にアメリカのバーモント州に住んでいたロナルド・リードが92歳で亡くなったと全米でニュースになりました。
なぜ全米でニュース報道されたかというと、いつもボロボロの服を着て、時にはホームレスに間違われるような風貌だったおじいさんの亡くなった時の資産が800万ドル相当(約9億7000万円)あったからです!
本質的にはホームレスのような風貌で9億円強の資産を持っていたから全米が驚愕したわけではありません。
まずはこのおじいさんの人生を振り返ってみたいと思います。
1922年にアメリカのバーモンド州に生まれる
第二次世界大戦から帰国すると25年間、ガソリンスタンドで働く。
ガソリンスタンドを退職した後、百貨店のJCペニーの用務員として75歳まで働く。
その後は年金生活。
この典型的な労働者階級のおじいさんがなぜ9億円強の資産を築けたと思いますか?
・親からの莫大な遺産があった?
・宝くじがあたった?
・実はどこかの企業の経営者だった?
上記の理由は全部違います!
正解は、「37歳から給料の一部で毎月コツコツと株を買っていたから」です。
しかも配当金が出ると、その配当金でまた株を買い増ししていきました。
人生で1度も売却していません!
おじいさんが持っていた上位10銘柄
全部で95銘柄保有していたらしいです。
ちなみにおじいさんの愛読書はウォールストリートジャーナルでした。
これを見ると、業界シェアトップクラスの企業にしか投資していません。
ガソリンスタンドや百貨店の用務員だと、給料が高いとは到底思えません。それにも関わらず節約に節約を重ねて株を買った結果です。
※ 例えば近くにある有料駐車場は利用せず、離れたところにある無料駐車場を利用していたなど…
余談ですが、
ここまで倹約して株式投資を続けておじいさんが遺言に書いていた内容が…
480万ドル(約5億6000万円)をブラトルボロ・メモリアル病院に、120万ドル(約1億4000万円)をブルックス図書館に寄付しました。
残った遺産は2人の息子たちに引き継がれました。
整理すると…
ここで書いた理由は、ハッキリしておきたいのはそこまでして資産を築きくべきかどうかを言いたいわけではありません。
長期投資の優位性を言いたいんです!!
お世辞にも高所得者とは言えない、どっちかというと低所得者の人が37歳から長期投資を実践した結果、莫大な資産が築けました。
考えないといけないのは、このおじいさんがもし、一発当ててやろうと考えて聞いたこともない企業になけなしのお金を投資していたらどうなっていたと思いますか??
前にも言いましたが、運の要素を減らしたい、自分のミスで失敗したくない場合は長期投資しかないと思います。
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