2024年4月-6月:6銘柄の業績
#992
こんにちは、チャーリーです!
直近2ヶ月以内に私のオススメ銘柄に投資した人は今は評価損になっています。
評価損になっているからといって慌てる必要はまったくありません。
こういう時に感情が先行してしまうといいことは何1つありません。
結論からいうと
為替:円高(マイナス)
株価:上昇(プラス)
トータル:マイナス
私のお客様はみなさんこのような状況です。
株価が上がっているので心配しないでください。
今回のブログではもっと安心できる内容を書いていきます。
それは4月-6月の四半期決算の発表が出揃ったのでそのことを書きたいと思います。
まず大前提で押さえておかないといけないことがあります。
少し長い期間で見ると「EPS(1株あたりの利益)と株価は100%連動する」ということです。
このことを理解していないとこれから書く内容もピンときません。
これは計算上、そうなります。
なので2024年4月-6月のEPS(1株あたりの利益)を調べてみます。
前年同期比
コストコ:+29.0%増
ビザ:+20.0%増
ドミノピザ:+30.8%増
ユナイテッドヘルス:-22.0%減
S&Pグローバル:+101.9%増
アップル:+11.1%増
ユナイテッドヘルス以外は軒並み増益になっています。
ユナイテッドヘルスのマイナスを含めた6銘柄の平均が+28.4%増です。
前年同期比でマイナスになっているユナイテッドヘルスはもちろん原因があります。
減益になった理由は2つです。
・サイバー攻撃の復旧作業によるコスト増
・ブラジル事業売却による売却損
前年同期との比較だけだとイマイチわかりにくいので直近5年間の4月-6月のEPS(1株あたりの利益)を調べてみます。
※ コストコだけ3月-5月の3ヶ月です。
S&P500はまだ88.5%の企業しか決算発表が終えていません。
6銘柄の直近5年間のEPS成長率は年率+11.8%です。
繰り返しになりますが、ユナイテッドヘルスに特殊要因があって減益になっていてもこのEPS成長率は本当にすごいです。
S&P500と比べてもEPS成長率は上回っています。
今度はユナイテッドヘルスの特殊要因を除いて計算してみます。
6銘柄の平均成長率は+13.3%です。
S&P500と3.3%しか変わらないと思うかもしれませんが、複利計算の3.3%はものすごく大きな違いです。
ここで最初の辺で書いたことを再度思い出してください。
少し長い期間で見ると「EPS(1株あたりの利益)と株価は100%連動する」
整理すると…
今回調べた通りEPS(1株あたりの利益)は着実と増加しています。
それだけ企業価値が上がったということです!
この事実さえ知っていればもう不安になる必要はありません。
ドミノピザみたい株価が急落しても何も心配いらないです。
時間と共に株価は企業価値まで戻ってきます。