第二弾:アメリカ人は投資がうまいのか??

#775

こんにちは、チャーリーです!

昨日のブログ(第一弾:アメリカ人は投資がうまいのか??)で日本は戦後1949年に株式市場が再開してから1989年12月末にピークを付けるまでデコボコはありますが、上昇基調をずっと続けていたにも関わらず、投資が国民に浸透しなかったと書きました。

理由として、短期投資が主流だったので儲かった人が少なく、損した人が多かったから…と。

 

 

今回のブログでは「じゃーアメリカ人はどうなのか??」を書いていきたいと思います。

昨日も書きましたが、私の中では「日本人もアメリカ人も投資レベルに大差ない」と思っています。

 

その理由を書いていきたいと思います。

一番の理由はアメリカ人も短期売買をしている人が多いということです。

 

短期売買をしている人が多いというデータがあるわけではありませんが、日経新聞を読んでいてそう感じます。

そう感じた記事は2つあります。

・2021年6月3日の日経新聞

「ミーム株」連日急騰 個人の熱狂買い続く

・2023年2月17日の日経新聞

米株オプション、最高水準

 

この2つの記事に共通していることは「短期売買」です!

ちなみに「ミーム株」とは、SNS発の情報で投資したり、ジョークのような感覚で取引される株式のことです。

代表的な銘柄はゲームストップ株、AMCエンターテインメント株、ベッド・バス・アンド・ビヨンド株などがそうでした。

ミーム株に関しては(超超超急騰株!! ミーム株どうなのか…)を参照してください。

 

2つ目の2023年2月17日の日経新聞の記事は「米株オプション、最高水準」というタイトルの記事ですが、サブタイトルは「超短期取引に若者傾斜」です。

しかもその記事の中にすごいことが書かれています。

一部抜粋します。

「人生は一度きり」を意味する「YOLO(You only live once)」を合言葉に一発逆転を狙う売買が過熱した。

 

 

結局は日本人もアメリカ人も投資レベルは一緒ということが何となくわかりましたか??

アメリカ人は長期投資でみんな儲かっているというのは幻想なのかもしれません。

もちろん長期投資をしている人は存在しますが…

 

「アメリカ人=投資が上手い」と幻想を抱いた理由としては確定拠出年金の運用などがあるからかもしれません。

こういう制度が充実していることは間違いないです。

日本でいうと企業型の確定拠出年金(401k)と個人型のiDeCo(イデコ)のことです。

確定拠出年金は引き出せないので長期投資せざるを得ず、右肩上がりの相場がずっと続いているアメリカではみんないい思いをしているので、「アメリカ人=投資が上手い」とどこからともなくそういう噂が流れてきたんだと思います。

 

 

こう考えてみてください。

もしアメリカ人の中で長期投資が主流の取引手法だとしたらバフェットがこんなにもてはやされていると思いますか??

ガソリンスタンドのおじさんが亡くなった時に全米のニュースになったのはなぜですか??

ガソリンスタンドのおじさんの話は(全米が驚愕!!長期投資を実践した人の話(実話))を参照してください。

 

長期投資をみんながみんな実践しているわけではないからだと思いませんか??

長期投資が主流であればバフェットがここまでもてはやされないし、ガソリンスタンドのおじさんも全米で取り上げるほどのニュースには絶対ならないです。

みんなができないことをしているので話題になるんです。

そう考えると私たちが思っているほどアメリカ人も確定拠出年金などの投資以外では投資で成功していない可能性が高いと思います。

 

 

整理すると…

前回、今回のブログは私が勝手に思っていることを書きましたが、「日本人もアメリカ人も投資レベルに大差はない」というのが何となく想像できましたか??

ブログを書いていて感じたことは、やっぱり投資で儲かるかどうかは「短期投資なのか長期投資なのか」の違いが大きいなということでした。

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