2021年1月 決算発表:エヌビディア

#215
こんにちは、チャーリーです!
今や半導体メーカーと言えば、エヌビディアが一番勢いのある企業と言っても過言ではありません。
過去ブログ(絶好調!! エヌビディアとは…)でもエヌビディアのすごさを書きましたが、そのエヌビディアの通期の決算発表がありましたので調べてみたいと思います。
※ 決算発表日は2021年2月25日です。
まずはエヌビディアの株価推移から見ていきます。
この株価上昇を見たらどれだけ勢いのある企業かがわかると思います。
業績を見てみます。
以下の表はエヌビディアの年次報告書から数宇を拾って作成しています。
年次報告書はこちら
売上高
営業利益・純利益
キャッシュフロー
正直これだけ見ると、エヌビディアの何がすごいのかがわからないので売上高構成比率を見てください。
売上の大半をゲーム部門とデータセンター部門が稼いでいます。
ここで注目すべき部門はデータセンター部門です!
売上構成比率の変遷を見たらわかります。
2014年比だとデータセンター部門の売上構成比率が8.37倍に増えています。
売上金額で考えると、199百万ドル(2014.01)から6,696百万ドル(2021.01)の33.6倍になっているんです。
このデータセンターとは何かというと…
今までは企業が自社でサーバー設備を保有していていましたが、コスト高なのでクラウドサービスを利用するようになった。
このクラウドサービスのデータを保存するところがデータセンターだと思ってください。
意味がよくわからない人は、リモートワーク、eコマース(ネットショッピング)、YouTubeやネットフリックスのようなコンテンツストリーミング、オンラインゲームなどが利用されればされるほどデータセンターが利用されていると思ってください。
しかも以前のブログでも掲載しましたが、エヌビディアのデータセンターの顧客がすごいんです!
この中のアマゾン、マイクロソフト、グーグル、アリババの4社だけでクラウド市場の約65%を占めていることを考えるとエヌビディアのデータセンターがいかにクライドサービスを提供している企業にとって重要だということがわかります。
整理すると…
エヌビディアの業績内容を見ても株価同様、絶好調ということがわかりました。しかもクラウド市場は今後も拡大していく公算が高いので益々エヌビディアは強みを発揮できると思います。
ちなみにアマゾンの営業利益の59.09%はAWSと言って、クラウド事業が稼いでいます。