ビットコインの乱高下について①

#271
こんにちは、チャーリーです!
5月に入って半月が過ぎましたが、ビットコインがここ数日間で27.39%も下落しているんです。今回はビットコインのことを書きますが、決してビットコインを買いましょうという内容ではないので注意してください。
私自身、ビットコインは投資対象にすら入っていないです。
まずは5月に入ってからのビットコインの値動きを見てみます。
今回考えていきたいのは2つです。
・なぜビットコインが急に下がり始めたのか??
・なぜ私の投資対象にビットコインが入らないのか??
まず1つ目の「なぜビットコインが急に下がり始めたのか??」
これにはテスラCEOのイーロン・マスク氏のツイッターでのつぶやきが大きく関わってきます。
時系列を追って書いていきます。
2021年2月8日
テスラが15億ドル(約1620億円)分のビットコインを購入しました。(すでにその内の2.72億ドル分は売却しています)。
2021年5月13日
テスラCEOのイーロン・マスク氏がツイッターで「ビットコインのマイニングと取引処理のために二酸化炭素の排出量が最も多い石炭の使用が急速に増加していることを懸念しています。暗号通貨はいいアイデアであり、将来性を信じていますが、環境を犠牲にすることはできません。テスラはビットコインを利用した車の販売を停止します。マイニング作業などが持続可能なエネルギーに移行したらまたビットコイン取引を再開する予定です」と投稿しました。
→このツイートによってビットコインが急落しました。
2021年5月16日
5月13日の投稿に対して、ツイッターで「環境に悪いと思っているんならテスラはビットコインを売却すべきだ」という意見が投稿されました。
これに対してイーロン・マスク氏が「Indeed(たしかに)」と返信したことで、ビットコインがさらに下落しました。
→テスラがビットコインを売却する、もしくは売却したとの憶測が飛び交う。
2021年5月17日
ビットコインが急落していることを受けて、イーロン・マスク氏がツイッターで「憶測について明確にするために言うが、テスラはビットコインを全く売却していない」とツイートしたことでビットコインが下げ止まりました。
このことを踏まえて再度ビットコインの値動きを見てみます。
イーロン・マスク氏の発言によってビットコイン価格が振り回されていることがよくわかると思います。
なんでこんなことが起きてしまうのかというと…
その答えが、2つ目の「私がビットコインを投資対象にしないのか??」につながります。
もし、ビットコインの投資家がビットコインの価値を理解していたら、イーロン・マスク氏の発言だけでこんなに下落することはないと思います。
ビットコインにしても株価にしても最終的には価値に連動します!
このことが理解できてない投資家がビットコインが急落した後に「ガチホ(ガチホールドの略)すれば大丈夫!!」って言っている意味がわからないんです。
例えば、私が保有しているフェイスブックを例に考えてみます。
フェイスブックはSNSの会員数が世界で一番多いですし、フェイスブックグループ全体だと世界人口比でいうと、44%がフェイスブックグループの利用者ということになります。業績も右肩上げりを続けていています。
そのフェイスブックが顧客情報が流出したとか、反トラスト法(独占禁止法)で訴えられたなどの理由で一時的に株価が下がった時に「ガチホすれば大丈夫!!」って言うのはわかるんです。フェイスブックの価値自体が下がったわけではないので(利用者数は増え続けているので)。
じゃービットコインの価値って何?て考えると、私はその価値が判断できない(理解できない)ので投資対象に入らないだけなんです。
かなり長くなったので、続きは次回に持ち越します。
整理すると…
個人の発言にこれだけ振り回されるってこと自体が異常だと思います。ビットコインや金は株式と違って、そのもの自体が利益(価値)を上げるわけではないです。誰かが自分が買った価格よりも高く買ってくれるのをひたすら待つしかないんです。株式は企業が利益を伸ばしたり、増配・自社株買い・企業買収などで価値が上がりますが…。
大事なことは、自分自身がちゃんと理解しているかどうかだけだと思います。
仮にバフェットが私が保有している○○企業は投資すべきではないと発言したとしても、動揺はもちろんしますが、私はその発言によって売却するようなことはしないです。
2件のピンバック
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