ビットコインの乱高下について②
#272
こんにちは、チャーリーです!
昨日のブログ(ビットコインの乱高下について①)では、ビットコインが5月に入ってから大きく下落している理由を中心に書きました。
前回ブログの最後に「私が保有している銘柄に対して、もしバフェットが○○企業に投資すべきではない」と言ったとしても売却しないと書きましたが、それについて補足したいと思います。
今回のことを考えるにあたって、バフェット銘柄でいい例があります。
それは「コストコ」です!!
コストコはバフェットが2000年に投資してからずっと保有していた銘柄です(部分的には売却していましたが)。
このコストコを2020年に全株売却したんです!
コストコを売却した理由については不明ですが、バフェットがコストコを売却したからと言って、私自身はコストコへの投資を悲観的にはなっていません。
コストコの株価を見てください。
このようにバフェットが買った2000年からずっと右肩上がりを続けています。
これが今後も続くのかが問題になりますが、私は今後も業績・株価ともに上がると思っています。
その理由に関しては過去ブログでも書いていますが、簡単にいうと「景気動向に関係なく、会員数が増え続けているので」という理由です!
コストコは商品販売で利益をあ げているのではなく、会員費が利益の大部分を占めます。具体的には営業利益の65.7%が会員費からの利益です。
その利益の源泉である会員数の推移を見てください。
※ 過去ブログで載せている表と同じです。
年度ごとの会員数推移
四半期ごとの会員数推移
2008年のリーマンショック、2020年のコロナウイルス流行時でも会員数が増えて続けています。
コストコの原価率は他社と比べても高くても(=消費者は商品を安く買える)利益がきっちり出せる経営体質を構築できているし、世界人口が増え続けていることや(消費者が増える)、店舗数も増やしているので今後も会員数が伸びやすく、利益も伸びる確率が高いと思います。
詳細は過去ブログ(コストコの強さの秘訣)を参照してください。
整理すると…
このように自分自身がコストコのことをちゃんと理解できていれば、バフェットがコストコを全株売却したからと言って、慌てることは全くないです。
コストコのことを理解せずに投資していた人は投資の神様と言われているバフェットが売却したら、慌てて売却する可能性が高いと思います。
今回のビットコインの下落も全く同じことが言えます!ビットコインの価値を本当に理解しているのであれば、テスラCEOのイーロン・マスク氏の発言で大きく振り回されることはなかったはずです。