短期投資家の末路…

#339

こんにちは、チャーリーです!

昨日はブログを掲載できなくてすみませんでした。

珍しく仕事が忙しくて…って言い訳ですけど…なので今週は日曜日もブログを掲載するので、日曜日も見てください。

 

 

今日書こうと思っている記事は「短期投資家の末路」についてです。

結論から言うと、大多数の人が悲惨な結末を迎えています。

なので警鐘を兼ねて書いていきます。

 

 

少しだけ前の日経新聞に書いてあった内容を取り上げてどういうことか説明します。

その記事はこちらです。

引用元:日本経済新聞(2021年7月27日朝刊19面)

 

 

言葉の解説をします。

マザーズ : マザーズ市場のことで新興企業が上場している株式市場のこと。

信用評価損 : 信用取引で保有している株が損になっている状態

信用取引 : 証券会社からお金や株を借りて取引すること。

→ 借金をして取引している。

 

 

これだけ説明しただけでも、「何やっちゃってんの?」、「なんでそんな取引するの?」と思う人がいると思います。

私も「まだそんなことやってるの?」という感想です。

 

なぜ個人投資家がマザーズ市場の銘柄を信用取引で売買しているかというと…

単純に値動きがいいからです。

大型銘柄と比べて値が軽いからです。

上記している通り、信用取引=「借金で取引している」ということなので融資を受けている期間、金利が発生します。

借金だし、金利が取られるので、当然短期売買が中心になります。

 

ネット証券の松井証券によると、マザーズ市場の銘柄を売買している信用買い(借金して株を買っている状態)は、平均で評価損益率がマイナス10%程度らしいです!

平均してマイナス10%って…全員損しているのと同じでは…

なんで自分だけは他の人と違ってうまくいくと思うんですかね…

しかも、7月21日時点では、評価損益率がマイナス20.2%になっているみたいです。

引用元:日本経済新聞(2021年7月27日朝刊19面)

さらに、評価損益率がマイナス20%を超えてくると担保の追加差し入れ(追証)が発生する水準とされています。

追証(おいしょう)とは…

証券会社から融資を受けるためには、現金や保有株式を担保に差し入れないと融資が受けられません。評価損が大きくなると、返済能力が低下するので追加で担保を差し入れなくてはいけなくなります。

 

 

評価損益率がマイナス20%を超えているので、松井証券いわく、「すでにマザーズ市場の銘柄を中心に追証が発生して、追加で担保を入れられない人は強制的に売却を迫られた人が散見されている」らしいです。

 

理由はなんであれ、これが短期投資家の末路なんです…悲

このことは株式投資に限ったことではありません!

FXでも先物取引でも全く同じ現象が起きています。

しかも、ここ最近だけの話ではないんです。

昭和の時代からずっと続いています。

 

もっと言うと、信用取引やFX、先物取引みたいに借金をして取引している人だけが損しているわけではないんです!

短期売買を繰り返している人の大多数は損しています。

私の肌感覚でいうと、1:99の割合で損をしている人が多いです!

 

 

整理すると…

こういう事態を避けるためには、まずは自分は他人と違ってうまくいくと根拠が全くないことを思わないことです!

心理学でいう「レイク・ウォビゴン効果」がまさしくこれです。

投資で儲けようと思ったら、どうやったら失敗しないんだろうと考えることが一番の近道です。今回のブログ記事みたいに損している人を反面教師にして避けるだけで取引の仕方が変わってきます。

長期投資が一番!!

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