長期投資家の末路…
#340
こんにちは、チャーリーです!
昨日のブログでは(短期投資家の末路…)を書きましたが、今回はじゃー長期投資家の末路はどうなのか??を書いていきたいと思います。
長期投資の例として挙げるのは、「大学基金(ファンド)」、「年金運用」、「政府系ファンド」です!
この3つの中で、日本人に一番馴染みがあるのが公的年金を運用しているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)だと思います。
まずは、そのGPIFの過去の運用実績の推移を見てください。
引用元:GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のホームページ
2001年度から運用が始まって、累計利益が+100兆3182億円って凄いですよね!!
しかも、2008年のリーマンショックを経てもこの実績なんです。
今の運用資産の合計額が193兆3356億円なので、2倍以上になっていることがわかります。
これが長期投資の成果なんです!
他にも見てみます。
上記した「大学基金(ファンド)」、「年金運用」、「政府系ファンド」の運用状況が内閣府のホームページに載っています。
以下の表は内閣府のホームページ内にある“国内外の資金運用事例”というファイルから抜粋したものです。
国内外の資金運用事例というファイルはこちら
海外大学の基金運用
左から改めて書くと…
年率ベース
イェール大学:+9.9%(過去20年間)
スタンフォード大学:+8.1%(過去20年間)
ハーバード大学:+7.3%(2020年度)
プリンストン大学:+9.2%(過去20年間)
オックスフォード大学:+9.6%(2009年以降)
年金運用
まずは、海外公的年の運用実績から
運用期間がバラバラですが、+8.4%~+10.8%と全て順調に運用できています。
次は国内年金
国内債券の投資比率が高いので、海外の運用機関と比べると年率は見劣りしますが、全てプラス運用できています。
最後に政府系ファンドの運用実績を見てみます。
政府系ファンドの運用実績も例外なく全てがプラス運用になっています。
このことから言えることは…
極論かもしれませんが、長期投資・長期運用をすれば損することはないということです。控え目に言っても損する確率はすこぶる低いと言えます。
何で運用するかによって、年率は変わっていますが…
上記の中で運用期間が一番長いのが政府系ファンドのアラスカ州のファンドです。
1976年から2020年6月までの運用実績が年率8.6%です。
これがどれだけすごいか計算してみたいと思います。
もし、1976年に100万円投資していたらどうなったかというと…
44年後の2020年に3773万円まで資産が増えます!
37.73倍です!!
昨日のブログで書いた短期投資の場合と比べてどうですか??
整理すると…
これが長期投資の威力です!
長期投資家の末路は、みんなが儲かるということです。
短期投資の場合と全く違いますよね。
あとは、いかに短期的な値動き・ニュース・政策に振り回されないようにするかが最大のポイントになります。
一番は運用状況を一切見ないことだと思います。