シャープレシオは役に立つのか??②
#248
こんにちは、チャーリーです!
昨日のブログ(シャープレシオは役に立つのか??①)では期間3年間のシャープレシオが一番高かった「東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジなし)【愛称:ぽちたま】」が実際どうなのか?を検証しました。
前回の検証結果は、設定日の2017年6月からの運用実績はS&P500と比べても良かったです。
今回は違う銘柄で再度検証していこうと思います。
条件としては…
シャープレシオ算出期間:10年
投資対象:国際株式型
この上記条件で検索すると、インデックスファンド以外では「AB・米国成長株投信Bコース(H無)」が一番数値が高かったです!
※ 期間5年では「netWIN GSテクノロジー株式ファンドB(H無)」が一番でしたが、このファンドは過去にナスダック総合指数と比較した結果、ナスダック総合に上昇率で劣っていたので今回は割愛します。
まずは設定来からの基準価格推移を見ていきます。
2006年5月から4.62倍になっているのでハッキリ言って上昇率はすごいです!!
いつもだったらS&P500と比較しますが、このファンドはベンチマークをS&P500(配当金込み)としているので、今回はS&P500(配当金込み)で比較してみます。
ベンチマークとは、同類投資対象(市場平均であることが多い)と比較して運用がうまくいっているかどうかを比べる指標。
当該ファンドが決めているベンチマークは上回っていますが、どっこいどっこいという感じです。
話は少し反れますが、投資信託とS&P500を比較するときは、S&P500(配当金込み)と比較する方が正しいのかもしれないです。
投資信託は中身で投資している銘柄から配当金が出ると、それも基準価格の上昇要因になっているので。
今回と前回ファンド「東京海上・グローバルペット関連株式ファンド(為替ヘッジなし)【愛称:ぽちたま】」と違う点
・テーマ型ファンドではない
・比較できる期間が約15年と長い
整理すると…
今回調べて思ったことは、比較期間が短くても5年以上ないと検証にならないと思いました。前回のファンドは完全にテーマ型ファンドなので、ある一定期間は勢いに乗って大きく上がるあります。そういうことに振り回されなくするためには比較する期間を長くするしかないです。
シャープレシオ自体は、前回今回と2銘柄で検証しましたが、どちらも市場平均(ベンチマーク)を上回っていました。なので投資信託に投資する上では参考にしてもいい指標だとは思いました。
ただ、個人的な率直な感想は「別に…」って感じでした。沢尻エリカみたいな感想になってわかりづらいかもしれないですが、そんなことを考えるんだったらS&P500(インデックス)に投資した方が楽チンですし、失敗する可能性が低いので投資信託に投資したいのであればインデックス投資でいいと思います。