2020年度 決算発表:ドミノ・ピザ
#249
こんにちは、チャーリーです!
過去にブログで紹介した銘柄の決算発表を調べて書いていましたが、ドミノ・ピザの決算発表の内容を書くのをすっかり忘れていました…焦
ちなみに2021年2月25日に2020年度通期の決算発表がされていました。
通期業績を書く前に株価推移を載せておきます。
コロナ禍でもほとんど下がっていないです!
さっそく決算内容を書いていきます。
以下の表はすべてドミノ・ピザの年次報告書から数字を拾って作成しています。
年次報告書はこちら
売上高
営業利益・純利益
コロナ禍で外出制限になったので、宅配や持ち帰りが増えて増益になった。
キャッシュフロー
「フリーキャッシュフロー」=「営業キャッシュフロー」-「投資キャッシュフロー」
基本的には年々フリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)が増えていっている。
設備投資額
設備投資額は微増していますが、営業キャッシュフローの増加に比べると本当に微々たる増加です。
設備投資額が大きくないということは、フリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)が多く残るということなのでいいことです!!
EPS(1株あたりの利益)
業績の伸びや自社株買いを行ったことでEPSは着実に伸びていますが、第4四半期決算の予想に届かなったという理由で株価が一時的に10%くらい下がりました。
最後に過去5年間のPERの推移を載せて終わります。
上記した通り、第4四半期のEPS(1株あたりの利益)が予想に届かなかったことから株価が下がったことで、PERも過去5年間で見ると低水準になっています。
ちなみに今のPERは32倍です!
PERとは、株価が利益の何倍まで買われているのかを見る指標です。数値が低ければ低いほど株価が割安ということを意味します。
整理すると…
2020年度はロックダウンや外出制限があったことで宅配や持ち帰りの需要が増えたのは想像していましたが、ここ10年間の業績推移を遡って見ると、仮にコロナが流行しなくても2019年度よりは業績が伸びていた可能性がかなり高かったと思いました。
また、業績の向上プラス自社株買いでEPSが2019年度よりも29.6%も伸びているにも関わらず、ちょうど1年前の株価と比べても約3%くらいしか上がっていないことにも注目しておかないといけないです!
さらに、業績が伸びているので当然かもしれませんが、配当も去年と比べて20%増配しています。