急落から学ばないといけないこと

#989

こんにちは、チャーリーです!

今回の急落で狼狽して売却してしまった人が多いという話を以前のブログで書きました。

8月7日のたった1日で1,609億円もの投資信託が解約されていました。

この金額は投資信託だけで個別株は含んでいません。

もし個別株まで計算に入れるととんでもない金額が急落時に解約・売却されていると思います。

 

でもここで改めて急落について考えてみたいと思います。

振り返ることで次の急落・暴落時に狼狽に備えることができるとはずです。

正直、今回の急落は難易度としては個人的にはそんなに高くなかっと思います。

 

それは

「短期間で終わったこと」

「投資金額がそんなに大きくなかったこと」

私個人の話ではなく、全体の話です。

 

急落して下落相場が短期間で終わったことは投資家にとっては良かったです。

これは想像がしやすいと思いますが、問題は「投資金額がそんなに大きくなかったこと」だと思います。

 

あくまで全体の話です。

私のお客様もそうですが、新NISAが開始された2024年になってから初めて投資を始めた方は世の中にもけっこう多いと推測します。

新NISAで投資を初めて始められた方は大きくわけて2パターンだと思います。

・つみたてNISA(年間120万円)

・成長投資枠(年間240万円)

 

初めて投資を始めた方は新NISAの枠を超えてまでは投資をしていないということを前提として書いていきます。

つみたてNISAはMAX月間10万円ずつの積み立て投資になるので1月~7月の7ヶ月間です。

投資金額は10万円×7ヶ月=70万円

 

こんなことを書いたら怒られるかもしれませんが、投資金額が70万円で良かったです。

投資金額が少なければ少ないほど狼狽度は高くなりにくいからです。

「私にとっては70万円もものすごい大金なんだけど」

と思う方は多いと思います。

初めて投資を始めた方は尚更です。

 

でも想像してみてください。

この急落が積み立て投資を始めてから5年後だったらどうですか??

投資金額は年間120万円×5年間=600万円

 

為替だけで計算してみます。

162.00円から141.70円まで急激に円高になりました。

率にして12.5%も円高になりました。

 

70万円の12.5%=87,500円

600万円の12.5%=750,000円

どちらが狼狽しますか??

 

もっというと、10年後だったらどうですか??

10年後なら投資金額は1,200万円になっています。

1,200万円の12.5%=1,500,000円

 

投資金額が小さい時に今回のような相場を経験しておくのは今後にとってはすごい資産になります。

これはもちろん成長投資枠(年間240万円)でも同じことが言えます。

 

 

整理すると…

長期投資と言っているくらいなので、一朝一夕には資産を築くことはできません。

長い期間投資するからこそ、今回のような嵐は今後も幾度となく訪れます。

その時に狼狽しないように今回のことをよく覚えておいてください。

 

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