ゾンビ企業に要注意!

#626

こんにちは、チャーリーです!

2022年7月26日の日経新聞にこれから訪れようとしている危機の話が載っていたので紹介したいと思います。

 

画像引用元:日本経済新聞(2022年7月26日朝刊11面)

 

ここで出てきている「ゾンビ企業」って聞いたことがありますか??

ゾンビ企業とは

経営が破綻しているにも関わらず、銀行などから資金的な援助を受けることで存続している企業のこと。

 

日経新聞には

支払い利息を営業利益で賄えない企業と書いてあります。

共通していることは、低金利状態のときに銀行から融資を受けて存続することが可能ですが、金利が上昇すると支払い利息が払えなくなり倒産する可能性が高い企業のことです。

 

 

直近の例でいうと…

コロナが世界的に大流行した時に、企業が倒産することを避けるために銀行は融資を増やしました(救済措置で)。もちろん中央銀行による量的緩和策の影響で超低金利で融資しました。

銀行融資じゃなくても、低金利で社債を発行して資金調達できます。

 

これはコロナのときだけじゃなく、リーマンショックの時もそうでした。

バブルが崩壊したり、景気が全体的に悪くなったときは金利が低くなり、銀行も融資を増やします。

 

そういう「ゾンビ企業」が今後どうなるかは想像に難しくないと思います。

そもそも経営破綻状態の企業が超低金利のおかげで存続できていただけなんです。

それが今は「歴史的な高インフレ」「利上げ」で淘汰(倒産)の波が押し寄せています!

 

日経新聞に載っていた「ゾンビ企業」の推移を見てください。

画像引用元:日本経済新聞(2022年7月26日朝刊11面)

2020年のコロナの時は上記の理由から「ゾンビ企業」が急増しています。

 

ここで一般的な話として問題なのが、自分が投資している企業が「ゾンビ企業」なのかどうなのかを知らずに投資している投資家が多いという事実です。

 

そんなバカな!って思うかもしれませんが、残念ながら…

企業業績を調べずに投資をしているということです。

 

例えば、「トヨタ自動車だったら大丈夫!」とか「トヨタ自動車が下がっているから買い場!」と言って何も調べずに買ってないですか??

※ トヨタがゾンビ企業というわけではありません。

 

 

再度書きますが、日経新聞に書いてある「ゾンビ企業」の定義は、支払い利息を営業利益で賄えない企業のことを言います。

ということは、恒常的に本業が赤字の企業はすべて該当するんです。

怖くなった人は今すぐ確認してみてください。

 

 

整理すると…

私がオススメしている銘柄は当たり前ですが、ちゃんと業績を調べた上でオススメしているので「ゾンビ企業」でもなんでもないので心配はいりません。

でも本文にも書きましたが、世の中には業績を調べずに投資する人が多いのは事実としてあります。

投資家が業績を調べずに投資するのは自己責任なので100歩譲っていいとしても、証券会社の営業員も経験上まったくといっていいくらい業績を調べず(気にせず)お客さんに提案しているので本当に気を付けてください。

投資は失敗しないことが一番大事です!

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