2020年度 決算発表:ヤムブランズ

#193

こんにちは、チャーリーです!

突然ですが、今火曜日以外の日に投稿していますが、曜日によって閲覧件数に大きく差が出ているので次回から投稿日を変更したいと思います。

変更前:月、水、木、金、土、日

変更後、月、火、水、木、金、土

日曜日と火曜日を入れ替えました。

 

私が保有している銘柄の決算発表がありましたので調べてみます。

ヤムブランズは外食チェーンなので、コロナウイルスが業績にかなり悪影響を与えていると思います。

保有している銘柄については過去ブログ(2021.01.29 資産公開)、ヤムブランズについては(私がヤムブランズを買った理由)を参照してください。

 

 

さっそく調べていきたいと思います。

 

売上高・営業利益・純利益

 

キャッシュフロー

 

2020年度の業績はハッキリ言ってパッとしません!

ただ、今回も増配を決定しています。

今までは3ヵ月毎に0.47ドル年間で1.88ドル)の配当金だったのを、次の配当を0.5ドル(3ヵ月分)にすることを発表しています。

増配率で言うと、6.38%です!

 

 

なんでこういう状況にも関わらず、増配できたかというと…

フリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)が潤沢にあるからです!!

 

上記のキャッシュフロー表を見ると一目瞭然ですが、投資キャッシュフローのマイナスが大きくないことがわかります。

これは「設備投資額が少ない」からなんです。

※ 2020年の投資キャッシュフローが少し増えているのは、ハンバーガーチェーンのハビット・レストランツを買収したので。

 

 

設備投資にお金を回さなくてもいいので、その分配当金にお金を回すことができるんです。

設備投資額だけの推移を見てみます。

ただでさえ、少なかった設備投資がさらに減少していっているのがわかります。

 

傘下ブランドごとの設備投資額も見てみます。

2020年度の傘下ブランド別の設備投資額がまだ発表されていなかったので、2019年度の設備投資額と比較しています。

すべての傘下ブランドで設備投資額が減っているのがわかります。

※ 2012年までしか遡って調べられなかったので、2012年が調べられる範囲で一番古いデータです。

 

こういう設備投資が少ない企業は、潤沢にあるフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)を、増配自社株買い企業買収に回せるので益々競争優位性が高くなります。

ちなみにヤムブランズは、

2020年度に増配(6.38%の増配率)

2億5000万ドル分(約262億5000万円分)の自社株買い

ハビット・レストランツを4億800万ドル(約428億4000万円)で買収しています。

このように、株主価値を向上させたり、競争優位性を高めたりできるんです。

 

 

また、ここからは私自身の投資状況の話になりますが、増配によって配当利回りが上がりました!!

配当利回り:2.98%→3.17%になりました。

 

計算式、年間配当÷買った時の株価(買値)=配当利回り

今まで:1.88ドル÷63ドル=2.98%

増配により:2.0ドル÷63ドル=3.17%

 

狙っていた通りになってきています!

この調子で増配していくと、5年後10年後15年後がすごく楽しみです。

詳しくは過去ブログ(配当に関するクイズの答え)を参照してください。この考え方は結構おもしろいですよ!

 

 

整理すると…

2020年度の業績だけ見ると本当にパッとしませんが、ブログの後半以降に書きましたが、さすが永続的競争優位性を持つ企業だなと思いました。

こういう企業こそ一喜一憂せず、長期で保有すべきであり、長期で保有できる銘柄ということを再認識しました。

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