最強株!! ビザのすごさとは…
#102
こんにちは、チャーリーです!
ビザについては過去ブログ(私がビザを買った理由)で書きましたが、内容的にはビザの事業内容だけ書いて業績的なことは書いていなかったので今回は業績面を中心に書きます。
まずはビザが上場した2008年3月19日からのチャート
上場してからずっと右肩上がりで株価が14倍以上になっていることがわかります。
タイトルでも書いていますが、何で最強株なのかを結論から言います。
・上場してから毎年増配している
・上場してから毎年自社株買いをしている
※ 以下のデータは全てビザのホームページ内にある年次報告書から抜粋しています。
毎年増配していて、だいたい増配率は20%強。
次に自社株買いのことです。
※ 希薄化後というのは、ストックオプション、転換社債、ワラントなども株数計算してあるということです。
発行済み株式数が減少しているということは、自社株買いを行っている成果!
配当面、自社株買い面でこれだけの株主還元をしていることがわかります。
自社株買いを行って発行済み株式数が減ると、1株あたりの利益が増えるので株価は上がりやすくなります。
じゃーなんで毎年増配、毎年自社株買いを行うことができるのか??
その理由を知るためには業績を見てみたいと思います。
業績が毎年右肩上がりになっています!!
しかも設備投資にお金がほとんどかかっていません!
次にフリーキャッシュフローの推移を見ていきます。
設備投資が必要ではないのでフリーキャッシュフローが潤沢にあります。
※ フリーキャッシュフローは、自由に使えるお金のことです。
フリーキャッシュフローが潤沢なので、その資金で増配、自社株買いが毎年できるんです。
もっというとM&Aまでしています!
主な買収先
・2016年 ビザ・ヨーロッパを233億ドル(約2兆8000億円)で買収
・2020年 フィンテック界のユニコーン企業であるPlaid(プラッド)を53憶ドル(約5600億円)で買収
こうやってM&A、毎年増配、毎年自社株買いを行って株主価値を上げているんです。
しかも(私がビザを買った理由)でも書きましたが、信用供与リスクを一切負っていません。
※ 信用供与リスクとは、消費者がクレジット決済で買い物をした後、お金が支払われないリスクのこと。
クレジット業界でこの信用リスクがゼロのビジネスモデルを構築できているのは、ビザとマスターカードだけなので参入障壁が高く、競争優位性がある企業と言えます。
整理すると…
ビザは毎年売上高、営業利益が伸びていて且つ、設備投資がほぼ必要ではない企業なので自由に使えるお金が潤沢にあります。
その資金を使って増配、自社株買い、M&Aを行って株主価値を上げています。しかも参入障壁が高いビジネスモデルを構築しているので今後も継続的に増配等を行える可能性が極めて高い企業です。
これぞまさに長期投資に向いている企業だと思います!
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