ライバル比較シリーズ: ビザとライバル会社
#174
こんにちは、チャーリーです!
前回のライバル比較シリーズでコストコとライバル会社を比較しました。
ライバル会社と比較することで、よりコストコやビザの良さがわかるかなと思ってこのシリーズを始めました。
※ コストコの回は(ライバル比較シリーズ: コストコとライバル会社)を参照してください。
今回はビザとそのライバル会社を比較しますが、比較するのはマスターカード、アメリカンエキスプレス(以下アメックス)です。
まずは株価の推移を見てみます。
3社一緒に比較できたら良かったんですが、2社ずつしか比較できなかったのでご容赦ください。
ビザとマスターカードの株価比較
ビザが上場した2008年からの比較だとマスターカードの方が若干上昇率が高いです!
次はビザとアメックスの株価比較
この2社は一目瞭然ですね。
業績はどうなのが見ていきます。
純利益の比較
2008年当時はアメックスが純利益の金額が一番だったのが、2015年にビザに逆転されている。
マスターカードは2008年のリーマンショック時に赤字になっている。
次に配当金の比較をしてみます。
ビザは2008年に上場してから毎年増配をしていますが、マスターカードとアメックスはリーマンショックが起きた2008年~2011年は増配できていません。
最後にフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)の比較です。
ビザは2016年に企業買収でフリーキャッシュフローがマイナスになっていますが、2016年以外は順調に毎年フリーキャッシュフローが増えています。
マスターカードも安定して増えていっているのがわかります。
もっとビザのことを知りたい人は過去ブログ(私がビザを買った理由)と(最強株!! ビザのすごさとは…)も見てください。
整理すると…
アメックスは株価推移、業績推移から見てもビザに劣っているので投資対象には全くならないことがよくわかりました。
株価上昇率でビザを上回っているマスターカードはどうでしょうか??
個人的にはマスターカードが2008年に赤字になっていること、2008~2011年まで増配できなかったことを考えると、不況期に弱い銘柄なのかなと思ってしまいます。幸いリーマンショック後から現在まで不況になったという局面がないのでマスターカードの株価上昇率が高いですけど、もし第二のリーマンショックみたいな大不況になってしまったときは業績・株価ともにビザよりは下落率が大きくなると思われます。
そうなるとやっぱり長期投資に向いている銘柄はビザということになります!安心して保有できる企業じゃないと長期投資は実現できないです。