2023年1月-3月期 決算発表:ビザ
#817
こんにちは、チャーリーです!
読者の皆様にはご迷惑をお掛けしますが、GW中はブログを休載いたします。
休載期間:4月29日(土)~5月7日(日)
ブログ再開日は5月8日(月)です。
私が投資していて且つオススメ銘柄でもあるビザが2023年4月25日に2023年度第2四半期決算の発表を行いました。
まずは株価推移を見てみます。
すごくどうでもいいことですが、このブログを書き始めて約2年11ヶ月経ちましたが、チャートで縦と横に補助線が引けることを初めて発見しました…汗
2021年から株価が低迷していますが、何も心配する必要はありません。
むしろ怯まずに今のうちにどんどん買っていた方がいいくらいです。
なぜかというのは業績内容を見たら納得できると思います。
ということでさっそく決算発表の中身を調べてみます。
以下の表はすべてビザの四半期報告書の数字を抜粋して作成します。
四半期報告書はこちら
1月~3月期の純利益
2017年に大きく利益が減っているのは「買収に伴う費用」を計上したので減益になっているだけです。
2016年にビザ・ヨーロッパを買収した時に、繰延税金資産を解消して15億ドルの所得税引当金を計上しただけです。
買収に絡んだ特殊要因なので気にするようなことではありません。
次は第2四半期の累計純利益
2017年は特殊要因なので無視すると、キレイな増益基調がずっと続いています。
ビザの強さはこれだけではありません。
ビザは本業がずっと右肩上がり基調を続けていることに加えて、「自社株買い」を積極的に行っています。
自社株買いを行うとEPS(1株あたりの利益)が上昇する要因になります。
EPS(1株あたりの利益)を求める計算式を見るとわかりやすいです。
「純利益」÷「発行済み株式数」=EPS
自社株買いによって、分母である「発行済み株式数」が減少するのでEPS(1株あたりの利益)が純利益の増益率以上に上昇します。
第2四半期の累計も調べてみたいと思います。
10月~3月までの6ヶ月間です。
純利益
さすが堀が深い企業は違うなと感心してしまいます。
次はEPS(1株あたりの利益)
ビザは設備投資に巨額の資金が必要なわけではないので、毎年フリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)が増え続けています。
このフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)で自社株買いを行っています。
この流れは今後も変わらないと思われます。
整理すると…
ビザの業績は絶好調と言ってもいいと思います。
ビザに死角はあるんでしょうか…
もう割高感も解消していますし、むしろ少し割安なくらいなのでそろそろ株価が上がってきそうです。