2021年10月-12月期 決算発表:ビザ

#487
こんにちは、チャーリーです!
2022年1月27日にビザが2022年度第1四半期決算を発表しました。
ビザは昨日のアップル同様、私自身が保有している銘柄ですし、プラス子供たちの名義でも毎月買っているのですごく気になります。
しかも、ビザは2021年7月に250ドルの高値を付けて以降、株価がパッとしていないです。
まずは株価推移から見ていきます。
これを見たらわかりますけど、コロナで消費が落ち込んでいて業績が伸びていない時期でも株価だけは上がっていたので、2021年7月からは適正価格になるまで株価が調整しました。
当たり前と言ったら当たり前のことです。
それでは業績内容を調べていきたいと思います。
以下の表はすべてビザの四半期報告書から数字を抜粋して作成しています。
四半期報告書はこちら
売上高
純利益
過去最高益を更新しています!
ビザの決算内容がいいのは、アメリカのGDP速報値やアメリカンエキスプレス(アメックス)の業績を見ればいいのはわかっていましたけど、オミクロン変異株の流行で今後も引き続き好調を維持できるのかどうかが気になります。
ビザが完全復活したかどうかはどうやったら見極められるかというと…
「クロスボーダー取引(国境をまたぐ決済)」がどうなっているのかを見ればわかります。。
※ クロスボーダー取引は以下から国際取引と記載します。
ビザの部門別の売上高を調べてみます。
コロナ前の2019年10月-12月期
コロナの影響で国際取引が一番落ち込んだ2020年4月-6月期
今回発表された2021年10月-12月期
を比較してみたいと思います。
サービス:決済手数料収入
データ処理:決済やメンテナンス、サポートに関わる事業
国際取引:国境をまたぐ決済や為替手数料サービス
顧客インセンティブ:カード発行会社などに支払う報酬のこと
これを見ると、まだ国際取引部門だけが本格回復していないことがわかります。
冷静に考えたら旅行が自由にできる状況ではないので当たり前ですが…
でも、まだ国際取引部門が本格回復していないにも関わらず、この純利益って…ビザの力強さを再認識しました。
コロナが全世界的に落ち着くとビザの業績はいったいどこまで伸びるのかが楽しみで仕方ありません。
整理すると…
ビザの業績は絶好調でした!
しかも国際取引(国境をまたぐ決済)部門がまだ本格回復していないにも関わらず、過去最高益を更新しています。
これでコロナが終息して、旅行が自由にできるようになるとビザの業績がすごいことになりそうです。
慌てずじっくり様子を見ていきたいと思います。