2021年度 本決算発表:ビザ
#414
こんにちは、チャーリーです!
決算発表が相次いでいるのでブログで調べるのが追いついていませんが、頑張って調べていきたいと思います。
今回は、私も保有していますし、私の子供たちの未成年口座でも買っているビザの2021年度の本決算の発表が2021年10月26日にありましたので調べていきます。
ちなみに決算発表を受けて翌日の10月27日に6.92%下落、また翌日の10月28日に2.75%下落しました。
この下落を受けて、普段からブログでもブログ以外でもビザはオススメ銘柄と言っているので、各方面から問い合わせがありましたので入念に調べていきたいと思います。
まずは株価推移から
上場日の2008年3月19日(終値)~2021年10月29日
14.12ドル ~ 211.77ドル
上昇率:14.99倍
それでは決算内容を調べていきます。
以下の表はすべてビザの年次報告書とビザが発表している運用データから数字を拾って作成しています。
年次報告書と運用データはこちら
売上高
!!
コロナ前の水準を超えています。
純利益
!!!
純利益もコロナ前の利益を超えて過去最高益を更新しています!
キャッシュフロー
キャッシュフローは過去のブログでもビザはピカイチに良いと書きましたが、やっぱりすごいです!
「死角なし」です。
営業キャッシュフローは毎年増えていますし、設備投資額は少ないまま維持されているのでフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)がどんどん増えていっています。
※ 本当は「営業キャッシュフロー」-「投資キャッシュフロー」=「フリーキャッシュフロー」ですが、ここでは投資キャッシュフローじゃなく、「設備投資額」で計算しています。
もっと細かく調べてみます。
ビザが公表している「運用データ」の中に「クレジット決済額」と「デビット決済額」が載っていて、しかも地域別に載っているのでそれを調べていきます。
単位を載せるのを忘れていますが、10億ドル単位です。
調べていて思ったことは、アメリカ以外の比率がどんどん高くなってきています。
これはアメリカがダメというわけではなく、見たらわかると思いますが、アメリカ自体もどんどん伸びていますが、それを上回るペースで伸びているんです。
世界経済の成長、世界人口の増加をうまく取り込めている証拠です!
整理すると…
ビザの業績は絶好調です!
単純に考えて、コロナ前より利益が多くなっているのに、株価はコロナ前の高値とほぼ同じ水準って考えるだけでも買いにいってもいい水準です。
PERを見ると今が37.6倍に対して、2年間の平均が39.6倍、5年間の平均37.5倍なので割高感はなくなっています。
※ 決算発表前はPERが50倍を超えていました。
そもそもそんなややこしいことを考えなくても、ビザの競争優位性・キャッシュフローを考えると、長期視点だとどの水準で考えても問題はないです!
決算内容を調べながら思ったことは、株価の値動きに惑わされる典型的なパターンだと思いました。
明日はアップルの決算を調べます。
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