アメリカ株なのか?? 全世界株式なのか??
#672
こんにちは、チャーリーです!
最近インデックスファンド投資に関する本を読み漁っているのですが、イマイチ答えが見えてきません。
書いている人によって投資先がバラバラだからです。
バラバラと言っても大きく分けて3パターンに分かれます。
・S&P500に連動するインデックスファンド
・全米株式に連動するインデックスファンド
・全世界株式に連動するインデックスファンド
1つ目と2つ目の違いがわかりにくいと思います。
1つ目はアメリカに上場する時価総額上位500社の平均です。
※ 時価総額=「株価」×「発行済み株式数」で計算されます。
S&P500は大型株ばかり。
2つ目はアメリカに上場している大型株から小型株まで約4000社の平均です。
もうこの時点でどっちがいいのかわからなくなりますよね…汗
まずはこの2つの株価推移を比較してみます。
S&P500:「バンガードS&P500ETF(VOO)」
全米株式:「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」
見てわかる通り、ほぼ同じでした。
若干S&P500に連動する「バンガードS&P500ETF(VOO)」の方が上昇率が高いですが、気にするレベルではないです。
ただ、これだと「どっちでもいいって言われるのが一番困る」と思う人が多いと思います。
私のオススメはS&P500に連動する商品です!
「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」
なぜかというと…
S&P500は時価総額上位500社なので、アメリカの上位500社が定期的に新陳代謝されているからです。
時代が変わっても、新しい技術が出てきても、消費者のニーズが変わっても常にその時のトップ500社に投資されているからです。
強い企業に投資できて、尚且つそれが常に新陳代謝されているということ。
次に3つ目の全世界株式に連動するインデックスファンドについて書いていきます。
これもわかりやすいように株価推移を比較してみます。
S&P500:「バンガードS&P500ETF(VOO)」
全世界株式:「バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)」
これは一目瞭然でした!
ただ2010年からの比較なので比較期間を長くしたらどうなるかわかりませんが、2010年からだと明らかにS&P500に連動する商品の方が上昇率が高いです。
この差は全世界株式に投資しているのでアメリカ以外の国が足を引っ張っていると考えるのが自然だと思います。
ちなみに国別の投資比率は以下の通りです。
60.4%もアメリカに投資しているのでかなり偏っています。
これならアメリカオンリーでいいと思います。
アメリカの経済の力強さは今まで再三に亘って書いてきたのでわかっていただけると思います。
全世界株式を推している人の言い分としては
「全世界に分散した方が安心」
「アメリカが今まで通り順調に上がるかどうかわからない」
というものです。
分散のことを言われたらたしかにその通りだと思います。
でも分散はされていますが60.4%がアメリカなので、アメリカ偏重には変わりありません。
どうしても全世界株式に投資したいのであれば以下の商品です。
「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」
整理すると…
いろいろ書きましたが個別株投資以外なら「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」をほったらかし投資することをオススメします。
資本主義が崩壊しない限り人口が増え続けるアメリカに投資することが一番確率が高いと思います。
私は「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」をオススメしますが、元も子もないことを言うと、自分が持っていて不安にならない商品を持つのが一番です!
どれだけ優れた商品を持っていても下落時に不安になって途中売却するとまったく意味がありません。
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