ねじれ議会になるとどうなるのか??

#716

こんにちは、チャーリーです!

2022年11月8日にアメリカの中間選挙の投票が行われました。

その結果、11月17日時点で下院の当選は、民主党211議席、共和党218議席となって共和党が過半数に達しました。

※ 下院の定数は435議席なので、過半数になるのが218議席以上です。

 

バイデン大統領は民主党なので共和党が下院の過半数の議席を獲得したことで「ねじれ議会」になりました。

 

ねじれ議会とは…

2種類あります。

・大統領の政党である与党と、連邦議会の上院か下院が異なるケース

・大統領の政党である与党と、上下両院の過半数が与党と異なる政党になるケース

 

 

この「ねじれ議会」になるとどうなるのかというと…

下院で多数派を失うことで、民主党は政策にかかわる予算案や法案の成立に共和党の協力がかかせなくなるので、スムーズに政策が実行できなくなります。

 

このことを受けて今後アメリカ株がどうなっていくのか不安になっている人もいると思います。

そこで今回のブログでは過去の「ねじれ議会」の時に株価がどうなったのかを調べていきたいと思います。

 

 

まずは過去の「ねじれ議会」の状況を調べてみます。

※ 1988年以降の状況です。

 

18回のうち11回が「ねじれ議会」になっています。

このことから言えることは「ねじれ議会」は珍しいことではないということです。

 

一番上のブッシュ大統領(父)とトランプ大統領が4年間で終わっているのは、1期(4年間)しか大統領をしていないからです。

2期目の大統領選挙で落選してしまいました。

 

 

それでは株価推移を見ていきます。

ピンク色の部分が「ねじれ議会」になっている期間です。

これを見てどうですか??

「ねじれ議会」になったからといって不安になる必要はありそうですか??

 

株価が上がっているとか下がっているとかの前に「ねじれ議会」になっても気にしなくてもいいというのは言えると思います。

それこそ杞憂です。

 

今回何が言いたかったのかというと、ニュースに振り回されたらいけないということです。

大事なことはアメリカの人口が増えて、消費が伸びて、企業が儲かることです。

企業が儲かれば長期的には株価は上がります。

 

 

整理すると…

ニュースを見ていると「ねじれ議会」になると政策運営がスムーズにいかなくなるなどのネガティブな意見が多いです。

実際そういう面ではネガティブだと思いますが、株式投資に関しては全くと言っていいほどネガティブになる必要がありません。

もっというと政権が民主党であろうが共和党であろうがそれも気にする必要はないです。

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