バブル崩壊に備える:ハイテク株編
#238
こんにちは、チャーリーです!
まだまだバブル相場が数年は続くと思っていますが、今のうちにバブルが崩壊した時のことを調べておいて心の準備をしておくことが大事だと思います。
いざバブルが崩壊した時に狼狽売りをしないためにも事前に調べておくことは大事です。
今回は2008年のリーマンショックの時にGAFAMはどうだったのか?を調べていきたいと思います。
GAFAMとはGoogle、Apple、Facebook、Amazon、Microsoftの頭文字です。
※ フェイスブックは2012年5月18日に上場したので今回は省いています。
調べていきたいのは、「リーマンショック時にどれくらい下落したのか?」、「リーマンショック前の水準までどれくらいの期間で戻ってきたのか?」です。
まずはアルファベット(グーグル)から
アップル
アマゾン
マイクロソフト
リーマンショック時はNYダウやS&P500も半値以下になっているので、上記銘柄が半値以下になっていてもなんら不思議ではないですが、でも高値から半値になったら焦りますよね…泣
でも調べていい意味で以外だったのは、ハイテク株なので下落するときはもっと下落しているのかと思っていました。
リーマンショック前の相場でハイテク株が過度に買われていなかったのも1つの要因だと思いますが…
当時の相場の主役は金融株だったので金融株が大きく上昇していました。
当時主役だったゴールドマンサックスの株価推移を見てみます。
やっぱりハイテク株と比べ物にならないくらい下落率が大きくて、下落前の水準まで戻ってきた期間もかなり長いです!
79%も下落したということは、100万円が21万円になったのと全く同じことなので恐ろしい下落率です。しかも元の水準まで戻るのに9年もかかっています。
ここで考えないといけないことは、「今の相場の主役はどの企業(業種)なのか?」です!
これは非常に難しいですけど、個人的な意見だとGAFAではないと思います。
GAFAのPER(株価収益率)を見るとざっと30倍台なのでびっくりするほど買われているという水準ではないです。アマゾンは80倍くらいなので少し高いですが…
PERとは、利益の何倍まで株価が買われているのか見る指標です。数値が高ければ高いほど株価が割高ということになります。
今の相場の主役は一言でいうと、赤字企業です!
歴史を振り返ってもゼロ金利状態がこれだけ長く続いたことは一度たりともないです。将来性だけを頼りに利益を出していない企業にどんどん投資資金が流入しています。そういう企業はそもそもが実力以上に買われているので、バブルが崩壊したときは悲惨な目に合うと思います。
単純にバブルが崩壊して、資金が流入してこなくなったら資金繰りが苦しくなって下手したら倒産する企業が多発すると思います。
整理すると…
今回調べて思ったことは、もし今のバブルが崩壊したとしてもGAFAは市場平均を大きく上回るような下落はしないと思います。それはちゃんと利益を上げていて、現状で見ても過度に株価が買われている状態ではないからです。
利益をきちんと上げていないのに株価だけ上がっている銘柄は要注意です!
自分が保有している銘柄、これから買おうとしている銘柄の業績内容は今のうちにきっちり把握しておいた方がいいです!