新機能! 「Tap to Pay on iPhone」とは
#498
こんにちは、チャーリーです!
ついにコロナの魔の手が我が家まで…
一番下の子供がコロナに感染してしまいました。
今のところは一番下の子だけが感染していて、家族全員、濃厚接触者として外出禁止になっています。
※ 一番下の子以外はみんな元気です!
ブログは今回が最後にして、今週いっぱい休載させていただきます…悲
来週の月曜日から再開いたしますので、今後ともよろしくお願いします。
2022年2月8日にiPhoneを使用してApple Pay、非接触型(タッチ決済対応)クレジットカードやデビットカード、その他のデジタルウオレットで決済できる機能を発表しました。
その機能のことを「Tap to Pay on iPhone(タップ トゥ ペイ オン アイフォン)」というみたいです。
イメージ
今まで見たいにクレジットカードやアプリを読み込む端末が必要なくなります。
これはiPhoneに内蔵されたNFC(Near field communication)を活用して、iPhoneや非接触型クレジットカードなどをお店(加盟店)のiPhoneにかざすだけで決済(支払い)が完了します。
専門用語が出てきたので説明します。
NFC(Near field communication)とは
日本語でいうと「近距離無線通信」のことらしいですが、何のことだか全くわからないですね。
何に使われているかというと、交通系ICカードのSuicaが一番わかりやすいと思います。
Suicaは改札にカードをかざすだけで決済されます。
これがまさしくNFC技術です!
他には私はまだ活用したことはないですが、非接触型(タッチ決済型)クレジットカード
もNFC技術が使われています。
この読み取り専用端末が不必要になります。
今回の新機能ではiPhoneさえあれば決済できます。
この機能がなぜ注目されているかというと…
中小企業から大規模小売店まで、米国中の何百万もの小売店がiPhoneをタップするだけ決済できることです。
クレジットカード決済をする場合は2つ方法がありました。
・レジの横にあるクレジット読み取り端末にクレジットカードを差し込んで決済する方法。
・コードレスでレジまで行かなくても決済できる方法
※ クレジットカードを読み取る専用の端末が必ず必要
それに比べて「Tap to Pay on iPhone」はiPhoneさえあれば、追加の端末(ハードウェア)が必要ではなく、事業者は場所を問わず決済の受け入れが可能になりました。
しかも、Apple Payは米国の小売店の90%以上で利用されているため、今回の追加機能「Tap to Pay on iPhone」でほぼ全ての小売店が会計時にこの新機能で決済できることになります。
ここで気になるのが、ビザへの影響です。
ビザへの影響は全くありせん。
この新機能はビザ、マスターカード、アメックスなどの主要決済ネットワークに対応しているからです。
むしろ、今までよりもスムーズに決済できるようになるので消費が活発化する可能性があります。
この新機能で逆風が吹くのは、ブロック(旧スクエア)社などの決済端末を製造している企業です。
整理すると…
一見すると今回のアップルの新機能はビザにとって不利になるのかなと思いましたが、調べると全くそんなことありませんでした。
小売店は場所を問わずどこでも決済できるようになるし、今までみたいにクレジットカードを読み取る端末も不要になることから、今後は世界中で広まっていく可能性もあります。
今回のブログは投資について考えるという内容にはならなかったですが、今後この新機能がアップルやビザの業績に影響を与える可能性もゼロではないので書いてみました。