コストコが特別配当を発表

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こんにちは、チャーリーです!

今年のブログは12月22日(金)で最後にして、来年は1月9日(火)から再開します。

 

2023年12月14日にコストコが特別配当を発表しました。

特別配当とは…

利益が増加した場合などに通常の配当とは別に「特別」という名目で一時的に増配することを言います。

簡単にいうと、儲かり過ぎたから今年は株主にいつもより多く配当を出しますということです。

 

どれくらい特別配当を出すかというと、「1株あたり15.00ドル」です。

普通配当金は「1株あたり1.02ドル」なので凄さがわかると思います。

 

特別配当を発表した12月14日はコストコの2024年度第一四半期決算の発表日でした。

当然、いつも通り決算内容は堅調そのものでしたが、詳細については後日書きたいと思います。

決算内容が堅調なことに加え、特別配当を発表したことで株価はどんどん上がっています。

  

上場来高値を更新しています。

ちなみに純利益は前年同期比(9月-11月期)16.5%増益になっています。

 

今のインフレ下、金利上昇の中にもかかわらずこれだけの業績を出せるのが「堀」が深い企業の真骨頂だと思います。

堀が深いとは、永続的な競争優位性がある企業のことです。

 

 

コストコの配当金の推移を改めて調べてみます。

不定期ではありますが、特別配当を過去にも出しています。

 

上記の表だと普通配当金があんまり増えていないように見えるので普通配当金だけの推移を載せます。

見ての通り、普通配当金も毎年増配しています。

2008年度、2009年度のリーマンショックの時でさえ増配しています。

コロナショックの時も、歴史的な高インフレになった時も同様です。

 

普通配当金と特別配当金の具体的な数字は以下の通りです。

特別配当金をこれだけの頻度で出している企業は多くありません。

それだけコストコの業績が絶好調を続けている証拠だと思います。

なぜ絶好調が続いているのかと言えば、「ビジネスモデルが優れているから」です。

それこそがまさしく「堀」が深いことに直結しています。

 

コストコのビジネスモデルについては(2023年度 本決算発表:コストコ)を参照してください。

 

 

整理すると…

コストコが他のオススメ銘柄より劣っていると思うのは自社株買いを積極的にしないことです。

ただ、その代わり他のオススメ銘柄が行っていない特別配当を不定期ですが出しています。

株主還元にはいろいろな方法がありますが、株主としてはコストコみたいな企業を持っているとサプライズで特別配当をもらえることがあるので楽しみが増えます。

私がコストコを保有している90株で計算すると課税後135千円くらい特別配当だけでもらえるので妻は大喜びしています。

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