久しぶりの二度見!! バフェットがIPO株に投資した!?
#71
こんにちは、チャーリーです!
バフェットが会長を務めるバークシャーハサウェイがスノーフレイクのIPO(新規公開株)に総額5億7000万ドル(約604億円)投資したことがわかりました。
なぜ私がこのニュースにガチの二度見をしたかというと、バークシャーハサウェイの会長であるバフェットも副会長であるチャーリー・マンガーも「IPO投資には興味がないし、調べようと思ったことがない」と言っていたからです!
その理由はいたって簡単です。
IPOの仮条件を決める時に、主幹事証券会社は既存の株主である発行体(上場する企業のこと)や創業者、ベンチャーキャピタルに有利になる価格で仮条件を決めるため公募価格は割高になるからです。
これに関してはIPOだけではなく、同じ理由で新発債券の購入もしない!と言っています。
※ IPOにしても新発債券にしても投資家が有利になるような割安価格で売り出すことはないです。
そもそもスノーフレイクはどんな企業なのか??
クラウド技術を活用してビックデータの保管・分析サービスを提供する会社
業績: 3億4900円の赤字
IPOへの投資、事業内容、業績から考えても、今までのバフェットの投資スタイルから鑑みるとやっぱり??が1億個つきます。
1990年後半のITバブル時にもハイテク銘柄に一切投資しかなったバフェットが…しかもIPO株に投資…しかも赤字なのに…
いろいろ調べるうちに、すぐこれはバフェットが投資決定した案件ではないと悟りました。商社株へ投資したことを考えてもここ最近の投資案件はバフェットが意思決定していないというのが私の結論です!
会長のバフェットは8月30日で90歳になり、副会長のマンガーは96歳ということを考えると、後継者に少しずつ意思決定を任せていると想像するのは難しいことではないです。
この写真は2019年5月3日に撮影されたものです。2人ともコーラ飲んでる…
整理すると…
まずはスノーフレイクへの投資はバフェット案件ではないということと、やっぱり商社株への投資もバフェット案件ではないと思われます。
ちなみに2020年7月に買収したドミニオン・エナジーから天然ガスのパイプライン、貯蔵事業を97億ドル(約1兆300億円)への投資は事業内容からするとバフェット案件だと思います。
この投資スタイルの大きな変化が今後のバークシャーハサウェイの経営しいては株価にどう影響してくるのか注目したいと思います。