中国市場でスマホの販売はどうなっているのか??

#718

こんにちは、チャーリーです!

世界を見渡すとコロナの影響がほぼなくなってきているように感じます。

特にアメリカでは完全にと言っていいくらいコロナ前の経済活動に戻っています。

日本も第8波がきているといっても、外出自粛などの規制は出ていません。

 

そんな中、中国だけはゼロコロナを掲げているので断続的にロックダウンを行っています。

その影響もあり、中国の消費はなかなか回復してきていません。

 

そこで世界最大のスマホ市場である中国でのスマホ出荷台数(販売台数)を調べてみたいと思います。

落ち込んでいるのはわかっていますが、どれくらいの落ち込みなのか、iPhoneはどうなのかを調べていきます。

 

以下の表はすべて調査会社IDCのレポートから数字を抜粋して作成しています。

さっそく結論から書きます。

2022年7-9月期の中国市場でのスマホ出荷台数

前年同期比:12.0%減少

2021年7-9月期:80.8百万台

2022年7-9月期:71.1百万台

出荷台数:9.7百万台減少

 

四半期ごとの中国市場でのスマホ出荷台数を見てください。

  

季節によって多少出荷台数がデコボコしていますが、前年同期で比較していただくと減少傾向にあることがわかると思います。

これはコロナの影響がかなり大きいと思っています。

 

次にメーカごとに2022年7-9月と2021年7-9月を比較してみたいと思います。

前述したように全体では2022年7-9月は前年同期比で9.7百万台減少しています。

全体が減少しているので各メーカーとも減少しているのは当たり前です。

ただ!!

よーく見るとアップルだけは前年同期比で0.3百万台増加しています。

これってすごいことだと思います。

 

今度は2年前の2020年7-9月期との比較を見てみます。

Honor(オナー)とアップルだけしか伸びていません。

ちなみにHonorはファーウエイのことです。

 

こういう事実を知ると今後も中国市場が縮小したとしてもアップル株を安心して保有できます。

今後また中国市場が拡大してきた時もシェアを伸ばしている分、アップルはさらに力が発揮できる可能性がすごく高いです。

 

高級スマホ(ハイエンドスマホ)では本当に一強状態になっています。

そのことは世界全体でも中国でもまったく同じです。

 

世界人口はますます増えていくし、日本は所得は増えていませんが、世界では所得が伸びている国が多いので高級スマホを買える人も今後どんどん増えてくると思います。

 

 

整理すると…

アップルはティムクックCEOが「われわれのデータでは、iPhoneの売り上げにマクロ経済的な影響があるとの明らかな証拠はない」と言っているように本当に経済環境に影響を受けていません。

早く中国もコロナから完全に回復して生産活動や消費活動が活発になってくれることを願います。そうなるとiPhoneの売れ行きはもっと伸びます。

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