2021年第3四半期: スマホの世界出荷量&世界シェア

#416
こんにちは、チャーリーです!
昨日のブログ(2021年度 本決算発表:アップル)でアップルの決算内容を調べました。
決算発表後は株価は下がってしまいましたが、今アップル株を保有している人も、これから買おうとしている人も何も心配する必要はありませんでした。
半導体不足の影響は多少出ましたが、内容的には好調を維持していました!
今回はアップルを違う角度から調べてみようと思います。
アップルの主力商品と言えば、誰が何と言おうと「iPhone」です!
この度、発表された2021年度の本決算での商品別売上高を見てみます。
iPhoneの比率が52.5%と半分強を占めています。
このiPhoneの売れ行きで大きく業績が左右されるということです!
次に主力商品であるiPhoneの売上高の推移を調べてみます。
多少デコボコはありますが、少しずつ右肩上がりになっていて、且つ今年が断トツに一番多いです!
次に世界のスマホメーカーと比べてどうなのか??を調べていきたいと思います。
ファーウェイがアメリカの規制でスマホ事業に急ブレーキがかかった後のスマホ業界のビック3は、サムスン電子(韓国)、アップル(アメリカ)、小米(中国)です。
※ 小米はシャオミと読みます。
以下の表はIDCの調査レポートから数字を拾って作成しています。
IDCはこちら
2019年1月~2021年9月までのスマホの出荷台数
アップルは新作スマホを毎年10月頃に発表するので、10月-12月期の出荷台数が急激に増えます。
2020年7月~9月期の前年同期比だと…
・サムスン電子:8,040万台→ 6,900万台
前年同期比:14.17%減少
・アップル:4,160万台→ 5,040万台
前年同期比:20.86%増加
・小米(シャオミ):4,650万台→ 4,430万台
前年同期比:4.73%減少
ちなみにコロナ前の2019年7月~9月比だと…
・サムスン電子:7,820万台→ 6,900万台
前年同期比:11.76%減少
・アップル:4,660万台→ 5,040万台
前年同期比:8.15%増加
・小米(シャオミ):3,270万台→ 4,430万台
前年同期比:35.47%増加
次にこのビッグ3のスマホシェアの推移を見てみます。
上記の出荷台数の推移から何が言えるのかというと…
「サムスン電子は年々減少傾向にある」
「アップル、シャオミは増加傾向にある」
「アップルは他社と比べて半導体不足の影響が軽微!?」
途中にも少し触れましたが2018年下旬から米中貿易戦争が勃発して、その攻撃先の最たるもの企業がファーウェイでした。
その結果、2019年からファーウェイのスマホ事業は大打撃を受けて出荷台数も激減したんです。
そのファーウェイの減少分をうまく取り込めたのが、アップルとシャオミだったわけです!
そのことプラス、前年同期比でスマホの出荷台数が増えているのはビッグ3の中ではアップルだけです!
ここからは私の仮定の話になりますが…
「アップルが半導体不足の影響が一番軽微!?」と考えられなくはないです。
整理すると…
アップルの主力商品であるiPhoneは他社と比べても堅調に推移しています。
スマホの出荷台数・iPhoneのシェアを見ても少しずつですが上昇傾向にあります。
スマホ分野に特化してアップルのことを調べても「死角なし」でした!
安心してアップル株を買ってもいいと思います!!
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