スマホの平均販売価格

#880
こんにちは、チャーリーです!
昨日のブログ(スマホの米国シェア)の中で、iPhoneは売上高は伸びていますがアンドロイド(特に300ドル未満)のスマホの販売が大きく減少していたと書きました。
ご幣を恐れず書くと
高級スマホ:販売好調
安いスマホ:販売不調
こういう図式になっています。
厳密に書くとアンドロイドの高級スマホは前年比で売上高が落ちています。
安いスマホほど落ち込んではないですが…
そこで気になったことがあります。
世界で販売されているスマホは一体全体いくらで販売されているのか??
ということです。
読者のみなさんは気にならないですか??
まぁ間違いなく言えるのはiPhoneを基準に考えたらダメということです。
私は5年前くらいからiPhoneユーザーなので、アンドロイドの販売価格が皆目見当がつきません。
スマホの平均販売価格(ASP)のことを調査会社Counterpoint社がレポートを発表しています。
そのレポートはこちら
それではスマホの世界平均販売価格を発表します。
「350ドル」です!
私はこれを最初に見た時に「そんなに安いの??」と思いました。
インドなどの新興国も含まれていると考えたらそんなもんかもしれないですね。
アップル(iPhone)の平均販売価格はいくらだと思いますか??
「890ドル」なんです!
世界の平均販売価格の2.5倍!!
それなのにアップル(iPhone)の売上高は伸びて、安いスマホが売れてないんです。
安いスマホってそんなに性能面で劣るんですかね…
使ったことがないからわからないですが。
調査会社Counterpoint社のレポートの表をそのまま貼り付けます。
赤い線が平均販売価格です。
こう見るとサムスンの平均販売価格はかなり低いことにビックリしました。
サムスンも高級スマホを販売しているので平均はもう少し高くれもいいと思うのですが、結局サムスンの中でも安いスマホの方が大量に販売されているということなんだと思います。
中国メーカーのオレンジのシャオミ(小米)や緑のオッポや水色のビボが安いのは納得です。
このレポートではさらにすごいことが書かれていました。
世界の全スマホメーカー合計売上高の50%がアップルみたいです。
今回のレポートでは売上高しか載っていませんが、これが営業利益ベースになるとアップルのシェアはもっと高くなります。
たしか全体の85%をアップルが占めていたと思います。
今後またそういう情報が入ってきたらご報告します。
整理すると…
改めて世界のスマホ平均販売価格を見るとiPhoneが高級スマホだということがわかります。
高くても売れているので、それこそアップルのブランド力だと思います。
iPhoneに関するニュースは印象が悪くなるニュースが多いですが、そういうニュースに振り回されないようにしてください。