フェイスブックショップスの陰にショッピファイあり!!
#48
こんにちは、チャーリーです!
フェイスブックショップスのことを調べていたらショッピファイという企業が何回も出てきました。
今回はこのショッピファイという会社について調べてみました。
まずはD2C(Direct to Consumer)という言葉を聞いたことがありますか?
D2Cとは…
メーカーやブランドが、自社で企画・生産した商品を、流通業者を介することなく、自社EC(ネット通販)サイトで直接消費者に販売するビジネスモデルのことです。
D2Cの具体例…
アメリカのマットレスブランド「Casper(キャスパー)」の例を見てみます。
ちなみに創業2年で驚異の100億ドル(約1兆1000億円)売り上げています。
何をやったかというと、100日間までだと無料で返品でき、10年保証をつけて高品質マットレスを低価格で自社サイトで直販しました。(中間業者がいないので安くできる)
これを可能にしたのはマットレスを入れるボックスの存在です。
マットレスにバネが入っていないので折りたためる。
この冷蔵庫サイズのボックスにマットレスが入るので簡単に返品できるようになった。
※ 高層マンションでも、玄関が狭い家でも搬入できる。
今まではマットレスは店舗にいって、数秒間寝転んで購入するかどうかを決めないといけなかったのが、自宅で100日間も試すことができるので創業2年間で100億ドルもの驚異の売る上げを達成できたんです。
こういうことははっきり言って、自社サイトだからできるんです!
「アマゾンでこのマットレス専用のボックスで搬送できると思いますか?」
「100日間は無料で返品できるようにすることをアマゾンが許可してくれると思いますか?」
「アマゾンみたいに価格競争にさらされないので値引きもしなくていい!」
またD2Cの強みで、消費者(ユーザー)と直接連絡(つながることが)できるので「1度売ったら終わり」というスタンスではなく、ユーザーと共に商品を改善していくことが可能なんです。
キャスパーはユーザーを招待して新商品の試用イベントを実施ています。参加してくれるユーザーは約1万5000人もいます。
こうやってファンをどんどん増やしていけるのがD2Cの強みです!!
他のD2Cの成功事例で有名なのは「Warby Parker(ワービーパーカー)」という会社です。
気になる人は調べてみてください。
D2Cをわかりやすく説明するためにキャスパーの例を出しましたが、フェイスブックショップスが狙っているのがまさしくこれなんです!
前回ブログ(新機能!!フェイスブックショップスとは?②)のサービスの違いを見返してみてください。
上記のキャスパーのようなD2C企業を誘致しようとしていることがよくわかります!
この好循環をFBは狙っているんです!!
話がだいぶ遠回りしましたが、こういうD2Cのサイト構築やシステムを提供している会社がショッピファイという会社なんです。
ショッピファイの売上は以下の通りです。
出典:ショッピファイ
どんどん伸びていっているのがわかります。
ショッピファイは、在庫管理や多言語・他通貨設定に対応しており、越境(国をまたぐ)ECへの対応に強みを持っています。
もちろん他にもいろいろ強みはありますが、長くなるので割愛します…
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