今流行りのロボアドはどうなのか??
#185
こんにちは、チャーリーです!
2020年12月22日にロボアドサービスを提供している国内最大手のウェルスナビが上場したのを知っていますか??
まず、ロボアドって何??って思う人が多いと思います。
ロボアドとは…
ロボッドアドバイザーの略語で、ロボットが資産配分や銘柄選定を行って資産運用を行うサービスのことです。
このロボアドサービスを提供している会社は、前述したウェルスナビ、野村證券、大和証券、SMBC日興証券など多くの金融機関が取り扱っています。
今回は最大手(契約件数が一番多い)ウェルスナビのロボアドについて書いていきます。
※ ウェルスナビは東証マザーズに上場しています。
ウェルスナビが提供しているロボアドサービスは、契約者がまず6つのアンケートに答えます。
そのアンケート結果に基づいて、投資家の運用スタイルに合った「リスク許容度1」~「リスク許容度5」までの5通りのポートフォリオを提供します。
※ 投資家によっては運用が5パターンに変わってくるということ。
次に「ノーベル賞受賞者が提唱する理論」に基づいてロボットが運用します。
最後に、毎月1万円ずつ投資するというような積立投資もできます。
※ ドルコスト平均法を活用して運用できる。ドルコスト平均法については過去ブログ(投資センスがなくても大丈夫!!)を参照してください。
これだけしてくれたら運用はうまくいくに決まっている!!
と思っても疑い深い私は本当にうまくいっているのかを検証してみます。
ウェルスナビのホームページに過去の運用実績が載っています。
運用実績はこちら
この運用の前提条件は以下の通りです。
・2016年1月19日に100万円をまず投資して、その翌月から毎月3万円ずつ買い増しをする。
・円で投資しますが、表示はドル表示になっている。
まずは運用開始からの値動きを見てください。
全てのポートフォリオでプラスの運用になっています!
次に実際の運用実績(数字)を見てください。
正直この数字だけを見て、運用がうまくいっているかどうかを決めるのはまだ早いです!
いつも通り同じ期間のS&P500(市場平均)と比較してみます。
なんでいつもこの結果になってしまうんですかね…
悲しくなってきます。
毎月3万円ずつ買い増しをしていたら…
投資元本:2,8000,000円
最終資産:4,562,646円(62.95%増えている)
整理すると…
ロボットがノーベル賞受賞者の運用理論で資産運用をしても市場平均であるS&P500に勝つことができませんでした。
S&P500を買ったあとは何もせず、ほったらかしにしているのが最適ってことですかね…
この市場平均に勝てる方法は、永続的競争優位性を持っている企業に個別投資して、長期投資するしかないのか…
永続的競争優位性に関しては過去ブログ(永続的競争優位性を持つ企業とは??)を見てください。