S&P500はリスクが高い!?

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こんにちは、チャーリーです!
今回のブログは半分ネタで半分本気で思っていることです。
YouTubeを見ていてもネットで調べても猫も杓子も「S&P500もしくはオルカンに投資すべき」と言っています。
オルカン(オールカントリー)とは全世界株式に投資する投資信託のこと
S&P500かオルカン以外に投資したらいけないと言っている人もかなり多いです。
そのインフルエンサーの言葉を信じきっている人も私の周りにもたくさんいます。
そのことに真っ向勝負したいと思います。
まずはこれを見てください。
社名は伏せていますが、2社ともアメリカの企業です。
EPS(1株あたりの利益)の推移なので株価推移ではありません。
次にEPSと株価推移を見てみます。
まずはA社から
次はB社のEPSと株価推移を見てみます。
どうですか??
タイムラグは必ずありますが、EPSと株価は少し長い目で見ると連動していることに気付きましたか??
ちなみに
青色の企業はフォード
赤色の企業はコストコ
ここでは難しくなったらいけないので割愛しますが、計算式上、株価とEPSは連動します。
計算上、理論上、理屈上、連動します。
※ 1年間や2年間程度の短期では連動しません!
上記のことが理解できたら次はS&P500のEPSの推移を見てください。
注目すべきは赤〇しているところです!
2001年:同時多発テロ、ITバブル崩壊
2008年:リーマンショック
2020年:コロナショック
2022年:歴史的高インフレ
EPS(1株あたりの利益)が落ち込んでいます。
ということは…
その時期は株価も下落しているはずですよね!
実際見てみましょう。
S&P500のEPSと株価推移を比べてみてください。
当然似たような値動きになっています。
今度はコストコのEPS(1株あたりの利益)と株価推移を見てください。
コストコとS&P500では、どっちの方が不況時にEPSも株価も下落しているかは一目瞭然だと思います。
2001年、2008年(2009年)、2020年、2022年をS&P500のEPSと比べてみてください。
改めてみなさんに質問します。
「S&P500」と「コストコ」ではどちらがリスクが高いですか??
私はS&P500の方が断然リスクが高いと思います!
結論
EPSの推移のデコボコが少ない方がリスクが低いということになります。
こういうコストコみたいな永続的な競争優位性を持った企業を5銘柄~10銘柄持っていればリスク分散もできるので、S&P500に投資する意味がないんです。
リスクは高いし、リターンも低いので。
リターンが低いと言えるのは、EPS成長率をコストコと比べたらすぐわかると思います。
いろいろ書きましたが、S&P500に投資した方がいい場合はあります。
それは「つみたてNISA」、「iDeCo」の時です。
コストコなどの個別銘柄は毎月金額指定で買い付けることができないからです。
「つみたてNISA」、「iDeCo」の時だけはS&P500に連動したインデックスファンドを買い付けることをオススメします。
まとまった資金があるときはS&P500よりもリスクが低く、リターンが高い個別銘柄が存在するので視野を広く持つようにしましょう。
整理すると…
今回のブログは世の中の流れとは違うことを書きました。
でも私はいろいろ自分で調べた結果、この考え方を信じてやんでいません。
根拠なく妄信的にインフルエンサーが言っていることを信じない方がいいという注意喚起で書きました。
ぜひ参考にしてください。