セクター別の値動きを調べてみる

#695

こんにちは、チャーリーです!

ふと気になったことがあります。

2022年に入ってから株価が大きく下がっていますが、セクター別(業種別)に見ると下落率にも差が出ていると思います。

なので今回のブログではセクター別の株価推移を調べてみます。

 

調べるセクターは以下の11セクターです。

※ S&P500セクター

・エネルギー

・コミュニケーション

・情報技術(IT)

・生活必需品

・資本財・サービス

・素材

・一般消費財

・公益事業

・ヘルスケア

・金融

・不動産

 

 

調べる前の予想としては一番下がっていないのは、「生活必需品セクター」のような気がします。

さっそく調べてみます。

以下のデータはすべてS&Pグローバル社のホームページから数字を抜粋して作成しています。

データはこちら

 

2022年年初からの騰落率から調べます。

   

エネルギーセクターが上がっているのはなんとなく想像していましたが、53.34%も上昇していました。

事前の予想通り、エネルギーセクターを除くと下落率が一番低かったのは生活必需品セクターでした。

ヘルスケア・公益事業もあんまり下がっていないことがわかります。

本当はチャートで比較できれば一番わかりやすいんですが、うまく作成できなかったのでわかりにくくなってすみません。

 

 

次は過去3年間の株価騰落率を比較してみます。

たった3年間遡るだけで、ほとんどのセクターが上昇していることがわかりました。

今これだけ株価が下がっているのに、それでもマイナスになっていないので長期投資の大事さが改めてわかります。

 

 

最後に過去10年間の株価騰落率を比較してみます。

この結果を見て個人的にはビックリしました。

ヘルスケアセクターの上昇率が2番目に高いです。

ヘルスケアセクター年率11.94%も上昇しているってすごいことです!

 

正直な話、ヘルスケアセクターは私の中ではノーマークでした。

今後はユナイテッドヘルスなどの銘柄にも注目していきたいと思います。

 

ちなみに年率11.94%って本当にすごいんです!

計算してみたらすごさがわかります。

100万円分投資して、年率11.94%で10年間保有したらいくらになると思いますか??

 

答え

100万円→ 309万円になります。

3倍になるんです。

 

今の経済環境みたいにインフレ・利上げなど逆風がビュンビュン吹いている時は相対的に下落率が低いし、長期で見ると2番目に上昇率が高いって理想に限りなく近いです。

ヘルスケアセクターは業績が景気動向・経済環境に左右されにくい特性があるので長期投資に向いているセクターということがよーくわかりました。

 

最後にヘルスケアセクターの中で一番投資比率が高い「ユナイテッドヘルス社」の株価推移を載せて終わりにします。

株価上昇だけ見ると年率ベースで26.32%も上昇しているって本当にビックリです!

ハイテク企業・IT企業並みの上昇率です。

業績を詳しく調べてないので、まだ何とも言えませんが驚異的…

 

 

整理すると…

セクター別に調べたことがなかったので気付かなかったですが、ヘルスケアセクターは調べてみる価値が十分にあるセクターだと思いました。

業績にしても株価にしても乱高下が激しい銘柄よりも安定して右肩上がりになってくれた方が長期投資が実現しやすいのは間違いないのです。

次回のブログでユナイテッドヘルスについて調べてみたいと思います。

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