成功はアート、失敗はサイエンス

#324

こんにちは、チャーリーです!

私の好きな言葉の1つに「成功はアート、失敗はサイエンス」という言葉があります。

これはメガネの製造・販売をしているOWNDAYS(オンデーズ)の社長である田中修治氏が言った言葉です!

  

 

 

どういうことかというと…

「成功はいわばアートのようなもので再現性はない。一方で失敗はサイエンスに近く、研究することに意味がある」と田中修治社長は言っています。

 

同じような意味の言葉に「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」があります。

言わんとしていることは全く同じです!

この言葉は元ヤクルトスワローズ監督の野村克也氏が好んで使っていた言葉です。

元々は、剣術の達人で肥後国平戸藩(現在の長崎県)の9代目藩主だった松浦静山が言った言葉らしいです。

 

2つとも投資をするにあたって、すごく参考になるので取り上げてみました。

 

 

OWNDAYS(オンデーズ)の田中修治社長は、このようにも言っています。

・カリスマ店員の極意は再現性がない

・経営に失敗する経営者の典型的なパターンは3G。

→ 銀座・外車・ゴルフ。この3つ執着し始めたら倒産する確率が高くなるらしい。

 

失敗するパターンを徹底的に調べて、失敗する確率を減らせば減らすほど成功する確率が高くなる!

 

「カリスマ店員の極意は再現性がない」がないというのは、実は私も9年くらい前の証券マン時代に言われたことがあるんです。

ボストンコンサルティングからのインタビューを受けた時に「これからはスーパースターはいらない」を言われました。

この真意は、スーパースターは再現性がないし、スーパースターが転勤で支店にいなくなった後に戦力が大きく下がるのでそれを避けたいでした。

 

 

別の視点で考えると…

なぜ本屋に“経営・投資・ダイエット”の本が多く置かれていると思いますか?

常に新書が出ているイメージがあります。

 

成功に再現性がなく、正解がないからです!

一番想像しやすいのはダイエットだと思います。

 

ダイエットこそ「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」に当てはめて考えたらすぐわかると思います。

ダイエット成功者のやり方を真似したからと言って痩せられるわけではありません。

むしろ

「今までのダイエットがなぜ失敗したのか??」

「なぜ途中で挫折してしまったのか??」

「なぜリバウンドしてしまったのか??」

を考えた方がよっぽど次の成功率が上がります!

失敗したことを避けるだけで成功に近付くことになる。

 

成功する方法しか見ない人が多いので失敗する確率が高くなって、益々新しいダイエット本が発売されることになるんだと思います。

 

 

投資に関しても同じことが言えます!

「なぜ大多数の人が投資で失敗しているのか??」、「どういう投資をすると失敗する確率が上がるのか??」を考えることが、投資で成功する唯一の近道なんです!

 

投資で失敗する典型的なパターン

・短期売買を繰り返すこと

・羨望の気持ちを持つこと

・アクティブファンドに投資すること

・赤字企業に投資すること

・期待だけで投資すること

→ セグウェイが良い例

・自分が理解できない分野に投資すること

・価値がわからないものに投資すること

 

 

整理すると…

私の投資の仕方は上記したような失敗するパターンを徹底的に排除することです!

最近いろんな人と話していてすごく感じることは、成功者に対して羨望の気持ちを抱いて、投資でもダイエットでもポイントを押えて、コツさえ掴めたら近道があると思っている人が多すぎます。

成功者の真似をすること=近道ではないです。

失敗するパターンを避けること=近道と考えないと再現できないです!

うまく伝わっているかどうかが不安ですが、このことを理解できれば何をやっても成功する確率が上がると思います。

3

1件のピンバック

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です