2022年4月-6月期 決算発表:リクルートHD

#641

こんにちは、チャーリーです!

つい先日キッコーマンの決算内容を書いた記事でも書きましたが、私はアメリカ株にしか投資していないし、オススメ銘柄もアメリカ株ばかりですが、日本株でもオススメ銘柄はあります。

それはリクルート、キッコーマンです。

※ キッコーマンの決算内容は(2022年4月-6月期 決算発表:キッコーマン)を参照してください。

 

日本株の中でこの2銘柄に共通していることは、「人口が増えている海外での業績が伸び続けている」ということです。

 

まずは株価推移から

   

大きく下がったのは、大きく上がったことの反動です。

企業価値以上に大きく株価が上がっていて割高になっていたので調整で下がったと考えてください。

 

 

それでは決算内容を調べていきたいと思います。

・売上高:843,175百万円(前年同期比+26.84%増

・純利益:84,472百万円(前年同期比+8.48%増

※ 売上高・純利益ともに過去最高額を更新

 

リクルートHDはなんでこんなに業績がいいのかというと、「仕事探しはインディード♪バイト探しもIndeed♪」でお馴染みのIndeed(インディード)が絶好調だからです。

このインディードは2012年にリクルートが米indeed社を買収したことでリクルートHDに組み込まれました。

インディードが絶好調といっても、日本ではなく海外での話です!

 

まずはリクルートHDの国内外の売上高推移を調べてみます。

これを見ると年々海外の売上高が伸びていることがわかります。

キッコーマンと全く同じで、日本国内の売上高は伸びていませんが、海外の伸び率がスゴイです。

2021年度にはついに国内売上高を海外売上高が上回っています。

2022年4月-6月はもっと海外売上高比率が伸びて「59.8%」になりました。

 

次にインディードを運営しているHRテクノロジー事業の売上高推移を調べてみます。

2020年のコロナの時期はさすがに減収になっていますが、増収基調がずっと続いています。

アメリカだけが調子がいいんじゃなくて、今期は実はアメリカよりも欧州・カナダの方が伸び率が高いんです。

 

今期は円安のおかげで海外事業の売上高がかさ上げされているのは事実ですが、為替の影響を除いて考えてもHRテクノロジー事業は29.9%の増収になっています。

 

 

整理すると…

リクルートHDの決算は好調でした。

短期投資家がこの決算をどう判断するのかはわかりませんが、この経済環境下では堅調そのものだと思います。

HRテクノロジー事業もアメリカが牽引しているかと思いきや、アメリカ以外の欧州・カナダも着実に売上高を伸ばしてきているので安心しました。

リクルートにしてもキッコーマンにしても、人口が減っている日本国内の売上高は全く伸びていませんが、人口が増え続けている海外での売上高が伸びているので業績は堅調に推移しています。

リクルートは8433億円もキャッシュがあるので、この資金を使ってさらに海外の会社を買収する可能性もあります。

2

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です