2021年度 本決算発表:リクルートHD
#569
こんにちは、チャーリーです!
数少ない日本株のオススメ銘柄の1つであるリクルートHDが2022年5月16日に2021年度通期決算を発表しました。
リクルートHDはオススメ銘柄の1つですが、株価推移はパッとしていません。
2017年からの過去5年間で見ると、直近下がっていますがそれでも上昇率はすごいです。
2017年1月4日~2022年5月16日
・リクルートHD
1,546.7円→ 4,692円
上昇率:3.03倍
・日経平均株価
19,594.16円→ 26,547.05円
上昇率:1.35倍
過去5年で見るとすごいんですが、2021年11月15日に高値を付けたあとは株価が冴えません…泣
高値から41.86%も下落しています。
なんでこんなに下がってしまったのか??
業績を調べて解明していきたいと思います。
以下の表はすべてリクルートHDの決算短信から数字を抜粋して作成しています。
決算短信はこちら
※ 2017年3月以前の業績は日本会計基準、2017年3月以降は国際会計基準に変わっているので、2017年3月以降の業績までしか遡りません。
売上高
純利益
昨年度の2倍以上になっているのがすごい!
これはCMが流れている「仕事探しはインディード♪バイト探しもIndeed♪」でお馴染みのIndeed(インディード)が絶好調だったからです!
キャッシュフロー
営業キャッシュフローもフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)も年々右肩上がりになっているので非の打ち所がないです。
決算短信には今期(2022年度)はこの潤沢なフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)を使って、「将来の成長に資すると考える既存事業への投資や事業買収を積極的に実行していきます」と明記してあります。
なんでこんなに好業績なのに株価が低迷してしまうのか??
利上げの影響、ウクライナ情勢の影響、コロナの影響などいろいろな要因が考えられます。
先日友人と話している時に「リクルートは元々が割高だったんですかね??」と言われました。
元々が割高だった可能性が高いので改めて調べてみます。
こうやって調べると単純に元々が割高だったとわかりました。
ただ、5年間の平均で比べるとやっと「EPS(1株あたりの利益)の成長率」と「株価上昇率」がほぼ同じくらいになってきたので、割高感はなくなったと言っていいと思います。
※ 2022年5月16日の4,692円で計算すると、ほんの少しだけ株価が割安になっています。
完全に私の勉強不足によって割高になっている2021年にオススメ銘柄として挙げたのが失敗でした。
日々勉強してこういうミスを犯さないように私自身が成長しないといけないなと思いました。
整理すると…
リクルートHDの業績は絶好調と言っていいくらい良かったです!
純利益もさることながら、フリーキャッシュフローが年々伸びているので素晴らしいの一言です。
しかも、株価の割高感も完全に消え去ったので次の四半期決算からはちゃんと業績通り株価も推移してくれると思います。