2021年7月-9月期 中間決算発表:リクルートHD

#428

こんにちは、チャーリーです!

日本株に限定して投資先を考えると、リクルートHDは一押し銘柄の1つです!

そのリクルートHDが2021年11月15日に2021年度第2四半期決算(中間決算)の発表を行ったので調べていきたいと思います。

 

 

まずは株価推移から見ていきます。

  

2014年10月16日に上場してから7.55倍になっているのはすごいです!

 

2014年から今までバブル崩壊みたいな大暴落がないのも上がっている1つの理由かもしれませんが、それにしてもなんでこんなに順調に上がり続けているかというと…

「人口が増え続けている海外での売上高がどんどん伸びているから」

 

リクルートHDは、「人材派遣」や「求人サイト」、「生活情報」を展開している会社ですが、日本は人口減少・労働人口の減少でリクルートが手掛けている市場は拡大の余地がありません。

 

そこでリクルートHDはアメリカ、オーストラリア、欧州の人材派遣や求人サイトを運営している企業を買収しまくっています。

その結果が以下の通りなんです。

今年度から海外売上高が国内売上高を上回りました!

海外は今後も人口が増え続けるし、そもそも日本と比べて平均年齢が低いので、今後も人材派遣・求人サイトの需要は拡大していく可能性が極めて高いです。

日本の平均年齢:約48歳

アメリカの平均年齢:38歳

 

 

前置きが長くなりましたが、業績内容を調べていきたいと思います。

以下の表はすべてリクルートHDの四半期報告書から数字を拾って作成しています。

四半期報告書はこちら

 

売上高

 

純利益

さすがに2020年は世界的にコロナが大流行してロックダウンしてしまったので、利益が落ち込んでいますが、今期は過去最高益を更新しています。

これは海外がいち早く経済活動を再開したからです。

 

キャッシュフロー

単位が売上高、純利益と違うので混乱したらすみません…

営業キャッシュフローもフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)も右肩上がりが続いています。

今期も単純に2倍すると

営業キャッシュフロー:3484億600万円

フリーキャッシュフロー:2863億1200万円

になるので、キャッシュフローも上場してから過去最高額を更新します!

 

 

ただ、この決算発表を受けて、翌日の株式市場では3.31%下落しました。

下がった理由はわかりませんが、いつもブログで書いていますが、長期的には株価は純利益と連動する」ので下がったところは買ってもいいと思います。

※ 厳密に言うとEPS(1株あたりの利益)に連動します。

短期的には少し下がるかもしれませんが…

でも下がってもたかが知れていると思います。

 

 

整理すると…

リクルートHDの株価は下がりましたが、業績内容自体は文句なしの絶好調です!

アメリカ株のビザに対しても同じことを思いますが、長期投資家にとっては短期投資家が買い場を提供してくれているんです。

なぜかというと…

短期投資家は業績無視で目先の株価の上がり下がりしか気にしていないので、業績が絶好調でも時には意味なく下がることがあります。

短期投資家のおかげで安く買えるチャンスが巡ってくるんです。

すでに持っている人は買い増しのチャンスですし、新しく買う人もチャンス到来なんです!

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