リセッション(景気後退)入り…
#630
こんにちは、チャーリーです!
ついこの前のブログ(リセッション(景気後退)に陥るとどうなるのか??)で書いたことが早くも現実のものになってしまいました。
といっても十中八九わかっていましたが…
厳密には全米経済研究所(NBER)がリセッション(景気後退)入りしたと認定するまでは確定ではないですが、GDPが2四半期連続でマイナス成長になりました。
GDPが2四半期連続のマイナス成長の発表を受けて株価は今のところはたいして影響は出ていませんが、為替が大きく動きました。
1週間くらい前までは1ドル138円していたのに、一気に1ドル134円台までドル安円高になりました。
GDPが2四半期連続でマイナス成長したのはニュースでさんざん言っているのでわかっていた人も多いと思いますが、その内訳がどうなっているのかを調べてみたいと思います。
まずその前にアメリカのGDPの内訳を確認しておきます。
見ての通り、アメリカは消費大国と言われているだけあって、個人消費が71.11%も占めています。
これを踏まえた上で、GDPの内訳の推移を調べていきます。
直近のピークだった2021年10-12月期からの推移を見ると、2四半期連続でGDPがマイナス成長している中、一番肝心の個人消費は2四半期連続でプラス成長しています!
あとの項目はすべて2021年10-12月期と比べてマイナス成長になってました。
個人消費の伸び率が鈍化しているのは明らかですが、この時期にマイナス成長になっていないのはアメリカの力強さを感じます。
ニュースを見ていると「リセッション(景気後退)」、「2四半期連続でマイナス成長」、「米景気の先行き不安が強まっている」などネガティブな内容しか耳に残らないので、不安になっている人もいると思います。
不安になって自分でいろいろ調べると、ネット上にはますます不安になる記事ばかりです。
そう考えると本当に長期投資を1人で孤独にやっていくのはハードルが高いことなんだなと改めて感じます。
ニュースを見て不安になる人はハッキリ言ってニュースは見ない方がいいです。
投資していることを忘れて、ほったらかし戦法で臨んでください。
自分(投資家)がどうこうしなくても、投資先の企業の経営者や従業員が一生懸命働いてくれて、利益(純利益)を稼いでくれます。
その利益(純利益)が自動的に投資家の利益になるので。
この歴史的な高インフレ下でいつまでアメリカの個人消費の伸びが続くかは正直わかりませんが、今回のGDPの内訳を調べて、悲観一色になる必要はないということが確認できました。
整理すると…
やっぱり世界を見渡してもこれだけ経済が力強いのはアメリカを置いてないと思います。
もし仮に日本が消費者物価指数が9.1%増になったり、2ヶ月連続で0.75%の利上げを行ったとすると、消費は確実に落ち込んでいると思います。
すでに今の状況でも消費が落ち込んでいます。
アメリカの力強さを信じて長期投資を実現していきましょう。