リセッション(景気後退)に陥るとどうなるのか??

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こんにちは、チャーリーです!

ここ最近新聞やネットニュースでよく目にする言葉があります。

「リセッション(景気後退)」です!

 

ニュースで言われている文脈は以下の通りです。

歴史的な高インフレを抑え込むために通常の3倍の利上げを行っていることによって、景気後退が始まる。

通常の利上げ幅:0.25%

2022年6月の利上げ幅:0.75%

 

 

そもそもリセッション(景気後退)とはどういう状態のことを言うんでしょうか??

言葉自体がすごいマイナスのイメージを持っているので大変なことがこれから起きると肝を冷やしている人も中にはいると思います。

 

なので今回のブログでは「リセッション(景気後退)とは何なのか??」「リセッションに陥ったら株価はどうなるのか??」について書いていきたいと思います。

 

リセッション(景気後退)とは

国内総生産(GDP)が2四半期連続でマイナス成長になった時のことをいいます。

景気サイクルでいうと、景気拡張期のピークから景気停滞期の谷までの期間のことです。

ピークから底までの期間。

リセッション入りの判定をするのは全米経済研究所(NBER)です。

 

このことを踏まえた上で過去のリセッション(景気後退)がいつだったのかを見てみます。

 

画像引用元:全米経済研究所(NBER)

この表の期間だと過去に12回、リセッション(景気後退)局面があります。

直近で言うと、2020年2月にリセッション入りを認定されています。

 

 

次に「リセッション(景気後退)局面では株価はどうなっているのか??」を調べてみたいと思います。

全米経済研究所(NBER)のホームページには具体的な日付が1980年以降しか載っていなかったです。

1980年以降を調べてみると、リセッション(景気後退)に陥ってもそんなに下がってない時もありますし、逆に株価が上がっている時もありました。

もちろんリーマンショック時みたいに41%も下落した時もありますが…

 

でもなぜ景気後退局面にも関わらず、株価がそんなに下がってない時があるかというと、「株価は少し先の将来を織り込んで推移するから」だと思います。

今回がどのパターンに当てはまるかはわかりませんが、可能性として考えられるケースはあります。

 

ヒントになるのは「高インフレ」です!

間違いなく言えることは、2001年、2007年、2020年にリセッション(景気後退)入りしたときは「インフレ」が原因ではありません。

1980年、1981年は今みたいに歴史的な高インフレに陥っていたことが原因でリセッション入りしました。

 

そう考えると、もし今回リセッション(景気後退)入りしたとしても、リセッション入りが認定されてからはそんなに株価が下がらない可能性があります。

 

 

整理すると…

今後リセッション(景気後退)に関するニュースを耳にすることが増えてくると思います。

景気後退と聞くと正直怖気づいてしまう。

ただ今回調べた結果だと、その言葉ほどビビらなくてもよさそうです。

今みたいな歴史的な高インフレに悩まされていた時期は1980年です!

1980年の時と、1981年の時はリセッション期間でも株価は気にしないといけないくらい動いてはいません。

精神的にはきつい時期ですが、私と一緒になんとか乗り切りましょう!

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