この上昇相場はいつまで続くのか??

#143

こんにちは、チャーリーです!

世界全体的にコロナからまだ立ち直れていないにも関わらず、株価はコロナ流行前の株価を上回って推移しています。

 

この相場は異常相場なのか??いつまで続くのかを考えてみたいと思います。

 

まずは、主要国の今年の1月からの株価推移を見てください。

 

 

 

 

ドイツの株価指数であるドイツDAX指数はまだコロナ流行前の株価水準を上回っていないです。これはヨーロッパは世界の中でもロックダウンしている期間が長いことから投資対象として敬遠されているからだと思います。

※ ドイツは部分的なロックダウンを延長しており、現段階では2021年1月10日まで続きます。

 

そもそもなぜ経済活動が本格回復していないにも関わらず、株価がコロナ前よりも上がっているんでしょうか?

その答えは、主要国の中央銀行が大規模な「量的緩和策」を行っているからです!

 

 

そもそも量的緩和策って何?金融緩和と何が違うの?と疑問が出てきます。

ご幣を恐れず超簡単に説明します。

 

量的緩和策を行うと株価はどうなるのか?

アメリカを例に見てみます。

アメリカ史上、初めて量的緩和策を行ったのが2008年11月です!

 

サブプライムローン、リーマンショックの震源地だったアメリカが早期に復活できたのは、この量的緩和策を行って大量のお金を世の中に出回るようにしたからだと言われています。

 

ちなみに量的緩和を世界で初めて行ったのは日本です!

2001年3月~2006年3月まで行いました。

もっと言うと、2013年から日銀が異次元の金融緩和を行っていますが、この異次元の金融緩和というのは量的緩和策のことです。

その期間株価がどうなっているのかは検証するまでもなく、上がっています。

 

 

今FRB(アメリカの中央銀行)はコロナ対策で始めた量的緩和策の買取規模をさらに拡大しようとしています。

量的緩和を行っている期間は世の中に出回るお金の量が増えるので、それが投資へと回ります。

ビットコインが上がっている理由や金価格が上昇しやすくなっている理由もこの量的緩和で投資に回る資金が多くなっているためです!

 

ただ、この量的緩和はバブルを生みます!

とは言っても、量的緩和が続いている限りは世の中にどんどんお金が出回るので投資には強気で臨むことが大事です。

 

 

整理すると…

量的緩和策が続いている限りは怯まず強気で臨むことが大事です!

今の相場状況を見て、私の周りでも「バブルだから投資したくない」とか、「もう天井だと思うからベア(株価が下がったら儲かる商品)を買おうと思う」と言っている人がいます。

本当のバブルは今弱気な人までもが強気になった時が、本当のバブルです。

みなさんは中央銀行の動向や、弱気だった人が強気になったタイミング、メディアが強気になったタイミングをよく見ておけば大丈夫だと思います。

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