PayPayはビザのライバルなのか??
#974
こんにちは、チャーリーです!
この前、お客様である経営者の方から「うちの従業員向けに投資の勉強会をしてください」と言われたので従業員向けに投資セミナーを行いました。
話す内容はいつもと全く同じなのでいつも通りのプレゼンができて皆さんにすごく満足していただけました。
そのセミナーの中でこのような質問が出ました。
「PayPayはビザのライバルにはならなんですか??」
その時はこのように答えました。
「PayPayはたしかにビザのライバルになる得るかもしれませんが、日本におけるキャッシュレス決済の83%がクレジット決済ですし、金額が大きい時はクレジットカードを利用しますし、訪日外国人はPayPayを利用する可能性が低いです」
質問者は納得してくれましたが、私の中ではちゃんと根拠を示せなかったことが引っ掛かっています。
なので今回のブログでは正式に調べてみたいと思います。
ちなみに私はPayPayを始めとするQR決済は全く利用していないです。
電子マネーのQUICPay(クイックペイ)かクレジット決済だけです。
PayPayなどのQR決済は以前は使っていましたが、チャージしないといけないのがすごく面倒なのでQR決済を利用しなくなりました。
皆さんはお金を支払う時は何を利用していますか??
まずは、QR決済を利用しなくなった理由の「チャージがめんどくさい」について調べてみたいと思います。
どうやってチャージしているのか??
・銀行口座からチャージ
・ATMでの現金チャージ
・クレジットカードからのチャージ
などいろいろチャージ方法はあります。
MMD研究所が興味深いデータを公表してくれています。
画像引用元:MMD研究所
???
一番比率が多い「クレジットカードとの連携」というのを初めて知りました。
4位にクレジットカードからのチャージが入っているので、それとは違うみたいです。
「クレジットカードとの連携」について調べてみます。
クレジットカードとの連携とは
…あらかじめクレジットカードを登録しておくことで、事前にチャージをしなくてもQR決済ができる。残高を気にする必要がない。
クレジットカードとの連携をしておくと、ポイント還元率も上がるみたいです。
このやり方だと結局はPayPayを通じてクレジットカード決済をしていることと同じなのです。
MMD研究所の調査結果だと、「クレジットカードとの連携」が1番です。
しかも4番目に「クレジットカードからのチャージ」が入っていますし、もっというと比率は低いですが、「デビットカードとの連携」と「デビットカードからのチャージ」も入っています。
デビットカードもビザなどの決済会社が絡んでいます。
整理すると…
QR決済はライバルではなくて、「ビザの協力会社」と考えた方がいいと思います。
QR決済しても結局は「クレジットカードとの連携」、「クレジットカードからのチャージ」、デビットカードとの連携」、「デビットカードからのチャージ」を利用したらビザを後押ししていることになります。
QR決済はライバルではないということがわかって良かったです!