確率の話を書いて思ったこと
#527
こんにちは、チャーリーです!
3回に亘って確率の話を書いてきましたが、書いていて思ったことがあります。
確率の話は上記3つを参照してください。
何を思ったのかと言うと、「確率の話を理解さえしていれば投資でうまくいくのに…もったいないなー」ということです。
なぜそう思ったのかというと、「長期投資できる投資家が極めて少ない」からです!
しかも、ちゃんと確率的に自分に分がある勝負(投資)をしているのにも関わらず。
長期投資ができていないことは、投資信託の平均保有期間や個人型の確定拠出年金のiDeCo(イデコ)の運用先を見るとよーくわかります。
(教科書通りにいかなくなってきた…)を参照してみてください。
「長期投資できる投資家が極めて少ない」理由はいろいろあると思います。
・確率的に自分に分があること自体に気付いていない。
・確率という概念を理解していない。
この2つは似たような理由です。
どういうことかというと…
せっかくアメリカの経済成長を享受できて、うまくいく確率が高い投資先(S&P500)に投資しているのに、相場が悪くなって株価が10%くらい下がると不安になって投資先を替えてしまっています。
この事象こそが、「確率的に自分に分があること自体に気付いていない証拠」だと思います。
パーセンテージはデタラメですが、サイコロの話でいうと…
1~5が出ると自分の勝ち
6が出ると自分の負け
というすごく自分有利な勝負をしているにも関わらず、いきなり5回連続で6が出た時に、嫌になって勝負をやめているようなものです。
自分が有利だということに気付いていないんです。
「確率という概念を理解していない」についても全く同じです。
確率という概念を理解していたら、いきなり5回連続で6が出て負け続けたとしても、「運が悪い」とか「今日は調子が悪い」、「今日は厄日だ」、「自分は投資に向いてない」と勝手に思い込んでしまう必要がないんです。
長く続ければ続けるほど勝てます!
だって6分の5の確率(83.3%)で自分が勝てる勝負なんですから。
長く続ければ最終的には勝てる!ということ理解していないから途中で投資をやめているんです。
逆説的にいうと、確率の概念をちゃんと理解していれば長期投資・長期保有ができます。
投資していることを忘れるとか、興味をなくすとかじゃなく、本当の意味でのほったらかし戦法ができるようになります。
整理すると…
過去3回の記事と似たような内容になりましたが、確率の話はすごく大事なことです!
確率のことを考えずに投資している人は、自分の大事なお金でなんとなく投資していたり、宝くじを買っているような感覚で一か八かで投資しているのと大差ありません。
しかも、大金を掛けて。