確率の話②

#526

こんにちは、チャーリーです!

昨日、一昨日と確率の話を書きましたが、なんとなく理解できましたか??

今回は投資の話だとどういうことかを書いていきたいと思います。

昨日、一昨日の記事は以下から参照してください。

(ブラックマンデーを振り返ってみる)

(確率の話①)

 

 

投資に関しての確率の話をする前に絶対的に抑えておかないといけないことがあります。

確率の計算をする際に絶対必要なことは、「統計」です!

この統計がデタラメだと確率もへったくれもなくなってしまいます。

ということは、「再現性がないと意味がない」ということになります。

※ 再現性がないことを当てはめても意味がありません。

 

これを踏まえた上で投資のことを書いていきます。

勝てる確率が高い投資をしようと思ったら以下の2つがポイントだと思います。

・永続的競争優位性を持った企業を長期保有する

・PER(株価収益率)が低い時に買う

 

 

1つ目の「永続的競争優位性を持った企業を長期保有する」について

これが一番大事なことです!

これを抜きにして勝てる確率を上げることは不可能です。

 

天才投資家が短期売買で継続的に稼げるというのは、大前提となる再現性がないことに気付かないといけません。

再現性とは、条件を同じにすれば、同じ結果になるということです。

→ 天才投資家と同じ条件になること自体が不可能なので再現性がないということ。

 

昨日のブログでも書きましたが、永続的競争優位性を持った企業は増益になる確率が高いです。

イメージ

イメージつきやすい身近な日本企業でいうと、ディズニーランドを運営している「オリエンタルランド」がまさしくこれに当てはまると思います。

ディズニーランドは値上げしても入場者数が減るどころかどんどん増えていっています。

 

日本のバブルが崩壊した後でも、景気が悪いとか関係なく値上げしています!

 

アメリカの身近な企業でいうと、アップルコストコビザなどがまさしくそうです。

iPhoneの値段

コストコの年会費

ビザの決済手数料

段階的に値段が上がっているのに消費者が離れない。

むしろ利用者が年々増えていっています。

 

これが永続的に続くので増益になりやすく、且つ増益が続きやすいので、投資して勝てる確率が高くなるんです!

といっても単年で見るとさまざまな理由で減益になることはあります。

でも長期で見ると増益になっている年の方が圧倒的に多いです!

 

 

2つ目の「PER(株価収益率)が低い時に買う」について

いくら上記したような永続的競争優位性を持った企業を長期保有したとしても、明らかに企業価値(企業利益)に対して割高な水準で買ってしまうと勝てる確率が下がってしまいます。

といっても、長期で保有していたらどっちにしても勝てますが…

ただ、効率が悪くなって、利益が出るまでに時間がかかります。

 

ビザを例に見てみます。

PERの過去5年間の数値

最大値:49.8倍

平均値:37.9倍

最小値:29.0倍

現在値:35.9倍

こういう過去5年間の平均値よりPERが低くなっている時に買うと勝てる確率がもっと上がります。

 

赤〇しているところは過去5年間で一番PERが高いです!

純利益の割に株価が買われ過ぎていることがわかります(割高ということ)。

こういう時に買ってしまうと、勝てる確率が下がります。

長期で持っていたら結局は利益が出るとしても、利益が出るまで時間がかかってしまいます。

 

 

整理すると…

こうやって冷静に考えると、確率が高いこと(王道)を着実にやることが成功への近道なんだなと改めて実感しました。

真逆のことでいうと、赤字の企業に投資して勝てる(儲かる)確率はかなり低いということがわかります。

それこそサイコロを転がして、2回連続で6が出たら4倍儲かるけど、2回連続で6が出なかったら半値になるというゲームをしているのと大差ないと思います。

自分がどういうゲームをしているのか冷静に考えてみましょう!

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