大統領選挙と株価の連動性はあるのか?
#53
こんにちは、チャーリーです!
2020年11月3日にある大統領選挙でトランプ大統領が再選するのか、民主党のバイデン氏が当選するのかを気にしている人は多いと思います。
今回は経済番組等でよく言われている「大統領選挙によって株価は影響受けるのか?」を検証していきたいと思います。
特に1期の任期で大統領が交代したらどうなるのかを調べていきます。
まず、基礎知識の確認をします。
・アメリカ大統領は1期4年。
・最長が2期8年までと憲法で決まっている。3期連続は無理!
今回検証する期間は、1977年1月からの43年間を振り返ってみます。
この43年間を見る限りだと基本的に右肩上がりなのであんまり大統領は関係ないような気がする…
1977年からだと大統領を1期4年だけで終わっている人が2人います。
・民主党のジミー・カーター氏
・共和党のジョージ・H・W・ブッシュ氏
この2人は1期しか大統領をしていないので、その任期中(4年間)の株価を見れば株価との連動性に関するヒントが見つかると思います。
全期間43年だとかなり長いチャートになってしますので、2つの期間に分けて掲載しました。
1997年1月~2001年1月
あれっ!?
1期しか大統領をしていない2人の大統領とも任期中(赤〇で囲っているところ)に株価が上がっています。
次に2001年1月~2020年8月
あれっ!???
2001年に同時多発テロがあったにせよ、ジョーブ・ブッシュの1期目は-11.42%だったにも関わらず再選していることがわかります。
整理すると…
このことから言えることは、大統領選挙に向けて景気対策・経済対策を行って株価を上げないと再選しないとよく言われていますが、今回の検証の結果を見るとそれを疑わないといけないですね。
結局、長期投資だと選挙があるとか関係ないことが本当によくわかりました!しかも政権も共和党であろうが、民主党であろうがほぼ関係ないです。
ニュースに振り回されて短期売買を繰り返さない方がいいってことがよくわかりました。
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