2022年のプレミアムスマホ市場

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こんにちは、チャーリーです!

2022年のプレミアムスマホ市場のシェアが発表されたので書いていきたいと思います。

プレミアムスマホとは

… 卸売価格が600ドル以上のスマホのこと

600ドルなので1ドル130円で計算すると78,000円以上のスマホのことを言います。

今までもブログでプレミアムスマホのことを何度か書いたことがありますが、今までは400ドル以上のスマホだったのが、今回から600ドル以上にプレミアムスマホの定義が変わっていました。

 

今回のブログは調査会社Counterpoint社のレポートを参考にしています。

そのレポートはこちら

 

前述しましたが、今まで私のブログで書いてきたプレミアムスマホの定義と今回のプレミアムスマホの定義が異なるので注意してください。

今まで卸売価格が400ドル以上のスマホ

今回は卸売価格が600ドル以上のスマホ

定義は変わっていますが、本質的なことは何も変わっていないと思うので気にせず読んでください。

 

600ドル以上のプレミアムスマホ市場のシェアは以下の通りです。

※ このシェアは販売台数ではなく、売上高ベースのシェア

 

画像引用元:調査会社Counterpoint社のレポート

 

説明する必要がないくらい一目瞭然だと思います。

アップルがプレミアムスマホ市場の75%を占めています。

しかも、20221年の71%からシェアを拡大しているっていうのが凄いです。

 

さらに面白いことは、2022年の世界全体のスマホの売上高はインフレや中国でのコロナの影響で前年比で12%減少したんですが、プレミアムスマホ(卸売価格が600ドル以上のスマホ)では前年比で売上高が1%増加しているんです。

 

さらにさらに、1,000ドル以上のスマホに限定すると、前年比で売上高が38%も増加しています。

プレミアムスマホはマクロ経済の影響を受けにくいというのがよくわかると思います。

 

これこそが少し前にアップルのティム・クックCEOが言っていたことなんです。

「われわれのデータでは、iPhoneの売り上げにマクロ経済的な影響があるとの明らかな証拠はない」

 

 

今度はiPhoneとアンドロイドのシェア推移を見たいと思います。

2018年以降だと2022年の75%が一番シェアが高くなっていることがわかると思います。

画像引用元:調査会社Counterpoint社のレポート

この表も卸売価格が600ドル以上のスマホの売上高ベースのシェアを表していますが、iPhoneが伸びてアンドロイドが下落しているのがわかりやすい表です。

このCounterpoint社のレポートによると、先進国のみならず、新興国でもプレミアムスマホの販売が伸びているらしいです。

 

 

整理すると…

アップルが得意としている価格帯ではアップルのライバル会社は存在しないことがよくわかるレポートだと思います。

少し前のブログでも書きましたが、俗にいうZ世代の若者はiPhoneがマストアイテムになっているみたいなので、この流れは今後も続いていく公算が高いです。

このことに付随していますが、アップルの商品別の売上高を見ると「サービス」がどんどん伸びています。

「サービス部門」とはわかりやすく言うと、アップストアから有料アプリを購入したり、課金したりしたときにアップルに入ってくる手数料のことです。

このプレミアムスマホのシェア、サービス部門の売上高が伸びていることを知っていたらアップルの株価が多少下がったからと言っても気にする必要は全くありません。

アップル株をできる限り長く持つようにしましょう。

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