2022年4月-6月期:プレミアムスマホの販売シェア

#661

こんにちは、チャーリーです!

プレミアムスマホって聞きなれないワードだと思います。

私のブログでも過去に1回しか使ったことがないですし…

 

プレミアムスマホとは

卸売価格が400ドル以上するスマホのことを言います。

 

 

このプレミアムスマホの価格帯を得意としているというか、プレミアムスマホ専業で販売しているのがアップルなんです!

一部廉価版のSEも販売していますが…

 

まずはスマホの価格が関係ない全スマホの世界シェアを見てください。

2022年4月-6月期のスマホ販売シェア

1位:サムスン(21.8%)

2位:アップル(15.6%)

3位:シャオミ(13.8%)

4位:ビボ(8.7%)

5位:オッポ(8.6%)

価格が関係ないスマホの世界シェアはこんな感じです。

 

 

この上記ランキングを踏まえた上でプレミアムスマホに限定した世界シェアを見てください。

このプレミアムスマホの内容はCounterpoint社のレポートを基に書いています。

Counterpoint社のレポートはこちら

画像引用元:Counterpoint社のレポート

 

アップルが圧倒的シェアを占めていることがわかります。

断トツです!

 

 

2022年4月-6月期のプレミアムスマホのシェアを調べているとすごいことが書いてありました。

プレミアムスマホ(400ドル以上)の平均販売価格は780ドルらしいです。

1ドル138円で計算すると、107,640円になります。

平均が10万超えって…

 

しかも、世界全体のプレミアムスマホの売上高は前年同期比で8%増加しています。

これだけ世の中インフレに苦しめられているのに、そんなことどこ吹く風って感じです。

 

前年同期比で8%増加している理由についてこのレポートには2つ理由が書いてあります。

・1,000ドル以上のスマホの売上高が急成長したこと

・1,000ドル以上のスマホを買う裕福な消費者はインフレの影響を受けていないため

※ インフレの影響を受けているのは低価格帯~中価格帯のスマホはインフレの影響で大打撃を受けています

 

1,000ドル以上のスマホの売上高が急成長したと書きましたが、前年同期比で94%も売上高が伸びました。

驚愕としか言えないです…

 

しかも、1,000ドル以上のスマホのシェアはアップルが78%も占めています。

これまた驚愕としか言えないです。

さらにこのレポートにはアップルのティムクックCEOが言ったことと似たようなことが書いてありました。

それがこれです。

「マクロ経済が需要に与える影響を示す証拠はありませんでした」

※ レポートの文脈からするとアメリカ市場での話です。

 

 

整理すると…

やっぱりアップルはすごいです!

・400ドル以上のスマホシェアを57%占めていること

・1,000ドル以上のスマホシェアを78%も占めていること

・インフレの影響をまったく受けていないこと

調べれば調べるほどアップルの堀の深さ・競争優位性の高さがわかってきます。

これだけ驚異的な競争優位性を持っているからこそ、世界一のフリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)を生み出すことができるってことがよくわかりました。

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