バブル前の日本株は上がっていたのか??

#119

こんにちは、チャーリーです!

私は過去のブログで再三にわたって、人口と株価が連動していると書いてきました。

具体的には、過去ブログの(有料級の価値がある投資のポイント①)(有料級の価値がある投資のポイント②)(島根県(株) vs 東京都(株))を参考にしていただけたらと思います。

 

今回は今までとは違う目線で人口と株価が本当に連動しているのか?を検証していきたいと思います。

今までのブログは日本は人口がここ近年は減っており、消費が増えないので株価が上がらないと書いてきましたが、日本の人口が増えていた時代の株価はどうだったのか?を調べていきます。

 

 

まずは戦後の1949年からの日本人口の推移を見てください。

※ 1949年からにしたのは、戦後株式市場が再開したのが1949年だから

 

データ元:政府統計の総合窓口e-Stat

 

これを見ると単純に戦後から日本人口が増えているのがわかります。

ということは、株価が上がっていないとおかしいことになります。

 

 

じゃー次は1949年からの日経平均株価の推移を見ていきます。

 

一目瞭然でバブルが崩壊するまでは右肩上がりのことがわかります。

一般的には日本のバブル経済は1986年から始まったと言われているので、1985年までのチャートを見てください。

 

 

バブル経済を除いて見ても右肩上がりになっています。

この検証結果を見ると、やっぱり人口と株価は連動していることがわかります。

 

ちなみに厳密に言うと、人口ではなく消費量が連動しています。

以前にも掲載しましたが、イメージは以下の通りです。

 

整理すると…

日本だけで見ても、人口が増えていた時期(消費が伸びていた時期)、人口が増えなくなった時期(消費が伸びなくなった時期)を比べると株価に連動していることがわかりました。

ただ、残念なことに長期投資さえしていればみんな儲かった時期が存在したにも関わらず、投資に関しては日本人は過去も今も短期売買が主流です。

人口が増えている国への長期投資がいかに重要かがわかっていただけましたか?

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