肝心のメタはどうなのか??

#502
こんにちは、チャーリーです!
昨日のブログ(どうやって心を落ち着かせればいいのか??)の中でアップル、ビザ、ヤムブランズの過去のEPS(1株あたりの利益)の増加と株価の上昇率を比べました。
今回は肝心のメタ・プラットフォームズ(旧フェイスブック)を調べていきたいと思います。
メタは2022年2月2日に2021年度の本決算を発表した後からナイアガラの滝みたいに株価が急落しています。
私自身も投資しているのですごく気になっています。
まずは株価推移から見てください。
こうやって振り返ると過去にもいろんなことが起きていますが、ちゃんと乗り越えていっていることがわかります。
それでは昨日と同じ要領でメタも調べていきます。
表の見方は以下の通りです。
「EPSの増加率」>「株価の上昇率」の場合は、株価が売られ過ぎている。
→ 利益に対して株価が過小評価されている
「EPSの増加率」<「株価の上昇率」の場合は、株価が買われ過ぎている。
→ 利益に対して株価が過大評価されている
※ 株価は毎年12月31日の株価です。
EPS(1株あたりの利益)の増加率の方が明らかに高いです。
ただ、これは上場したばっかりの2013年度に5900%という天文学的増加率をあげているのでこういう結果になっています。
今度は2012年度の数値を省いて、2013年度からの計算を見てみます。
これを見ても「EPSの増加率」>「株価の上昇率」なので利益の割に株価が買われていないということがわかります。
しかも、株価上昇率は2021年12月31日の株価336.35ドルで計算しています。
2022年2月22日の終値は202.08ドルなのでもっと、株価上昇率の平均は下がります。
202.08ドルで計算すると、株価上昇率の平均は20.82%まで低下するので、明らかに利益に対して株価が過小評価されていることがわかります。
しかも、PER(株価収益率)が14.67倍って…
同業のアルファベット(Googleの親会社)のPER23.14倍まで株価が回復してくるだけで、「株価が318.63ドル」になります。
ちなみに、メタの過去5年間のPERの平均は30.1倍です。
この平均値30.1倍まで株価が回復すると、「株価が414.47ドル」になります。
まぁ何にしても利益に対して売られ過ぎている状況だということです!
整理すると…
メタは火を見るよりも明らかに過小評価されています。
昨日のアップル、ビザ、ヤムブランズを見たら感じると思いますが、「EPS(1株あたりの利益)の増加率」と、「株価の上昇率」は単年ではズレは生じますが、長い目で見るとだいたい収れんします。
ということはこのメタの過小評価問題は時間が解決するということです。
それか投資家心理を改善させる何かニュースが出ればそんなに時間がかからずに元の水準まで戻ると思います。
辛抱の時が続きますが、慌てず、心を落ち着かせて株価が回復してくるのを待ちたいと思います。