どうやって心を落ち着かせればいいのか??

#501

こんにちは、チャーリーです!

ウクライナ情勢が予断を許さない状況になりつつあります。

ウクライナ、ロシア、アメリカ・NATO(北大西洋条約機構)がどういう着地を考えているのか、ロシアは本気で戦争をする気なのかは全くわかりません。

 

ただ、1つ言えることは株価はまた上昇基調に変わってくるということです!

1990年の湾岸戦争、2003年のイラク戦争の時も一時的には株価は下がりましたが、その後は歴史が示している通り、上昇基調を続けています。

 

しかし、今はウクライナ情勢に加えて、歴史的な高インフレ、インフレに伴う利上げと心配事が絶えない相場状況です。

こういう時はどう心を落ち着かせればいいんでしょうか??

 

私がいつも言う「業績と株価は長期的には連動する」とか、「こういうときこそ業績を見るべき」と言ってもイマイチよくわからない人もいると思います。

 

 

そこで今回は以下の3銘柄を事例にしてどのように心を落ち着かせればいいのかを具体的に調べていきたいと思います。

アップル

ビザ

ヤムブランズ

 

この3銘柄の何を調べるかというと…

「EPS(1株あたりの利益)の増加率」と「株価の上昇率」です!

結局はこの2つの項目が連動します。

 

「EPSの増加率」>「株価の上昇率」の場合は、株価が売られ過ぎている

「EPSの増加率」<「株価の上昇率」の場合は、株価が買われ過ぎている

このことをよ~く頭に入れた上で上記の3銘柄を見てください。

 

株価はその銘柄の年度末の株価を記載しています。

まずはアップルから

※ 株価は毎年9月30日の株価です。

 

アップルの場合は「EPSの増加率」>「株価の上昇率」なので利益の割に株価が買われていないとがわかります。

2022年2月18日の株価167.30ドルで計算しても、まだまだEPS(1株あたりの利益)の増加率の方が高いです。

冷静にこうやってみれば今は投資家心理が悪化していて株価が売られ過ぎているというのが言えます。

ということは、投資家心理が落ち着けば株価はEPSと連動するように上昇してきます。

 

 

次はビザ

※ 株価は毎年9月30日の株価です。

ビザも「EPSの増加率」>「株価の上昇率」なので利益の割に株価が買われていないことがわかります。

2022年2月18日の株価222.69ドルで計算しても、EPS増加率の方が高いです。

 

 

最後はヤムブランズ

※ 株価は毎年12月31日の株価です。

ヤムブランズは「EPSの増加率」<「株価の上昇率」なので、少し株価が買われ過ぎています。

2022年2月18日の株価125.80ドルで計算しても、株価上昇率の方が高いです。

 

 

整理すると…

こうやって調べると今の株価がEPS(1株あたりの利益)より買われ過ぎているのか、過小評価されているのかがよくわかります。

ウクライナ情勢などの外部要因で株価は上にも下にも大きく動くことはあります!

ただ、それは投資家心理によるものだけなので、時間が経てば必ず企業価値(利益)まで収れんします。

このことさえ理解していればニュースに振り回されなくなって、心が落ち着いてくると思います。

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