アメリカ企業865社の企業ランキング発表

#243

こんにちは、チャーリーです!

2020年におけるアメリカ企業865社を対象に企業ランキングが発表されました。

これは今は亡きマーケット界では超有名なピータードラッカー氏の遺志を継いでいるドラッカー研究所が毎年発表しています。

2009年に発売された『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』でドラッカーを知った人も多いと思います。

通称「もしドラ」でメディアでは取り上げられていました。

 

このランキングは、「顧客満足度」「従業員の関与と発展」「イノベーション(技術革新)」「社会的責任」「財務力」の5項目で企業の実績を調べてランキングにしたものです!

総合評価のトップ10は以下の通りです!

IT企業の比率がかなり多いですね。

これは「イノベーション(技術革新)」の項目の点数が高いからだと思われます。

 

 

総合ランキングは上記の通りですが、今回は財務面に焦点を当てて書いていきたいと思います。

なぜかというと財務面を見ると、第一に「もしバブルが崩壊した時に持ちこたえられるか??」、第二に「バフェットが言う“堀が深い企業”で競争力が高いかどうか?」がわかると思うからです。

※ 競争力が高いということは、一般的には価格競争に走らなくてもいいことと、他社より安い値段で販売したとしても利益がしっかり出る企業なので財務力が高いという裏返しになります。

 

 

少しだけ本線とは脱線しますが、“堀が深い企業”というのは…

お城を想像してください。お城の周りにある堀が深ければ深いほど、敵は攻めあぐねて、お城が陥落する可能性が低くなります。城壁が高いとか、天然要害に守られているというのも同じ意味です。

→ライバル会社からシェアを奪われにくいということです。

 

話題を本線に戻します。

財務力ランキングを見ると、「バブルが崩壊した時の耐久力」「堀が深い企業」のヒントになると思います。

財務力ランキングトップ10は以下の通りです。

ここでもハイテク企業が多いです!

考えられる理由は、ハイテク企業は製造業と違って巨額の設備投資が必要ではないことと、利益率が高いからだと思います。

 

正直、調べても目新しい情報は得られなかったです…汗

でも、財務力ランキング9位のエッツィ(英語表記:Etsy)は初めて聞いた企業なので機会があれば調べてみたいと思います。

 

 

整理すると…

GAFAM(Google、Apple、Facebook、Amazon、Microsoft)のすごさが改めてわかりました。

ただ、前にも書いたことがありますが、「今回のようなランキングで評価がよかったから」とか、「バフェットが投資しているから」とか、「雑誌やメディアで紹介されたから」という理由だけで株に投資するのはダメです!

「事業内容を理解している」とか、「その企業のファンだから」という理由がないと、その企業に不祥事が起きた時や、バブルが崩壊して株価が半値になったときに狼狽して売却してしまう可能性があるからです。

昨日のブログのように自分の中で「長期放置」できる銘柄に投資することが大事です!

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