悲観的になりすぎている!?
#556
こんにちは、チャーリーです!
ゴールデンウィーク中はブログを休載します。
休載期間は4月29日(金)~5月8日(日)です。
5月9日(月)から再開します。
2022年に入ってからアメリカの株価は下がりっぱなしです。
ニュースを見ても何1つとして前向きなニュースはありません。
ウクライナ情勢、インフレ、利上げ、ネットフリックスの業績発表などなど…
S&P500の推移を見ても
2022年1月3日に高値を付けたあとはずっと軟調に推移していることがわかります。
でも冷静に考えると3ヵ月半くらいの期間、高値を更新できていないだけなんです。
今までが順調すぎたことと、明るいニュースが入ってこないので余計に長く感じているだけだと思います。
そこで今回のブログでは、「世界中の投資家が悲観的になりすぎている」ということを書いていきたいと思います。
世界中の投資家が悲観的になっていると言える理由
(エネルギー業界を除く企業の)1-3月の純利益の市場予想は前年同期比1.9%減、4-6月は0.7%減と予想されているみたいです。
2四半期連続でマイナス成長すると予想されています。
ここでJPモルガンのレポートを一部抜粋します。
JPモルガンのストラテジストチームは
「S&P500構成企業の1-3月の利益予想が“過度に悲観的”になっている」
「懸念されていたほど利益率が圧迫されないことで市場予想を上回る数字を達成する」
「(利益予想は)簡単に超えられるハードルだろう」
とレポートで指摘して、マクロ・地政学的な逆風、金利上昇、継続的な供給ショック、ドル高などにもかかわらず、企業のファンダメンタルズは引き続き堅調だとの見解を示しました。
また、ブルームバーグ・インテリジェンスによると
これまで決算発表を行ったS&P500構成企業89社のうち、78%の企業が市場の利益予想を上回っているみたいです。
※ 2022年4月21日現在
JPモルガンのレポートしかり、ブルームバーグが言っているように実際決算発表した企業の78%が市場の利益予想を上回っているということを考えると、たしかに“過度に悲観的になりすぎている”と言えなくもないです。
いつも私がブログで書いているように、こういう悲観的な相場状況のときこそ業績をしっかり見るようにしましょう。
短期的には株価は投資家の感情で動きますが、長期的には企業利益(EPS)に連動して推移します。
このことを忘れてしまうと、それこそ過度に悲観的になって長期投資が実現できなくなります。
整理すると…
JPモルガンのレポートもあくまでJPモルガンの予想にすぎませんが、ブルームバーグは決算発表が終わった結果のことを言っているので、その結果を見る限りではたしかに過度に悲観的になりすぎていると思います。
資金的に余力がある人は、世の中が悲観的になって株価が下がっている時こそ積極的に投資をした方が良いです!
例えていうなら、いつもスーパーで1パック200円で買っている卵が同じ品質の卵にも関わらず100円で売り出されているようなものです。
こういう時に100円よりもまだ値下げするかもしれないと思って買うのをためらっているのと同じだと思ってください。