株価が上がらなくても焦らない
#756
こんにちは、チャーリーです!
2022年は全く株価が上がらなかった年でした。
投資をしている人の中にはYouTubeや本、ブログで投資をした方がいいと聞いて投資したけど成果が出ずにモヤモヤしている人もいると思います。
少し前のブログでも書きましたが、私の周りにも「NISAで投資したら儲かる」とか「S&P500に投資したら儲かる」と思っているが多いです。
株価が上がっていなくても全く焦る必要はありません。
もしかすると2023年も株価が上がらないかもしれません。
それでも焦らなくても大丈夫です!
まずはこちらを見てください。
S&P500のPERは2014年12月からの平均PERを下回っています。
PERとは…
株価収益率のことで、数値が高ければ株価が割高、低ければ割安を判断します。
つまり、S&P500の株価はS&P500の価値よりも安くなっているだけの状態です。
割安なものでも割高なものでも、時間が経てば必ず平均回帰するので心配しなくてもいいということなんです。
PERは同業他社と比べる場合もありますが、判断するのに一番いいのは過去の自社と比べることをオススメします。
過去のPERを自力で計算していくのは骨が折れるので2銘柄だけ調べてみたいと思いmす。
それは、ビザとコストコです。
最初はビザから
ビザは直近株価が少し上がって223ドルになっていますが、それでもまだ割安な状態です。
しかも今年はまたEPS(1株あたりの利益)が伸びる可能性が高いです。
今度はコストコ
コストコは2020年のコロナ以降、企業価値以上に急激に株価が上がったので割高な状態です。
前述しましたが、割高な状態であっても時間と共に平均回帰するので、コストコはもうしばらく株価が上がらない可能性があります。
PERの計算式を確認しておきます。
株価 ÷ EPS(1株あたりの利益)=PER(株価収益率)
コストコの場合
この計算式からわかるようにPERが平均まで下がるには「株価が下がる」か「EPS(1株あたりの利益)が上がる」かのどちらかになります。
もちろん両方ということあります。
どのパターンでも株価が上がりにくいのは間違いないです。
もう一度ビザのPERの推移を載せます。
ビザも2020年、2021年は企業価値以上に株価が上がってしまったためにかなり割高になっています。
ビザの場合は株価が下がって割高感が解消したというよりも、EPS(1株あたりの利益)が上がって割高な状態が解消できました。
割高な状態が解消するまでビザの株価は約3年間くらい上がりませんでした。
コストコもEPSが上昇して割高な状態が解消するまであと1年くらいはかかると思います。
だからと言って心配する必要は全くありません。
それはEPS(1株あたりの利益)が順調に伸び続けているからです。
コストコやビザのビジネスモデルを考えると今後もEPSが伸び続ける可能性が極めて高いので株価が上がらなくても辛抱して持ち続けてください。
整理すると…
今回言いたかったことは株価が上がらなくても心配しなくてもいいということです。
今心配している人も勝手に心配して投資から離脱しないようにしてください。
EPSが伸び続けている企業の株に投資しているのに株価が上がらなくて心配しているのはハッキリ言って杞憂です!
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